高市首相が大盤振る舞い 21兆円補正予算
物価高騰対策に異論噴出
週刊新潮 2025年12月11日号
(木曜日発売)
| 発売日 | 2025/12/04 |
|---|---|
| JANコード | 4910203121258 |
| 定価 | 510円(税込) |
物価高騰対策に異論噴出
▼大阪・交野市長「お米券は配らない」という理由
▼空前の「値上げラッシュ」に雀の涙の救済策
▼ガソリン暫定税率廃止でもスタンド店主たちの怒り
「秋篠宮さま」還暦会見
▼佳子さまの結婚は「情報管理する」
▼「極めて低い」孫との対面の可能性
「AIバブル」が崩壊するこれだけの理由
勝間和代の人生を変える「家電選び」
人生100年時代の「新・東洋医学」
▼囲碁棋士“懇親会”を出禁に……さかなクン「父親(76)」の問題行動
▼三宅裕司(74)が田園調布の“6億円豪邸”を売りに出している
▼香港「マンション火災」 出火から15時間後に救出された夫婦
▼マンション取得「台湾人1位」
▼クマ撃退「最新兵器」の効果
▼オコエ「自由契約」の異例
▼中村壱太郎「国宝」で大脚光 ほか
「大谷翔平」WBC参戦の陰で代表候補「6人」の複雑心境
松岡昌宏が初めて語った「国分太一」「TOKIOの今後」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/うじきつよし
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです【最終回】/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時【最終回】/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/佐藤康光【新連載】・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
■■■ 小 説 ■■■
【新連載】室町大愚/垣根涼介
宣告余命/五十嵐律人
流砂【最終回】/黒川博行
元NHK岩田明子対談 藤原正彦 数学者
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/花房観音
▼Bookwormの読書万巻/佐々木俊尚
▼新々句歌歳時記(小澤 實・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
高市首相が大盤振る舞い 21兆円補正予算
物価高騰対策に異論噴出
年末は何かと物入りで懐が寂しい上に、この物価高である。さすがに看過できないと高市政権は過去最大規模約21兆円の「総合経済対策」を発表。今国会で成立を目指すが、はたして凍てつく庶民の暮らしへの“特効薬”となるのか。早くも異論が噴出しているのだ。
政府への“諦め”を口にされた
「秋篠宮さま」還暦会見
先月30日に60歳となられた秋篠宮さまは、これに先立ち恒例の記者会見に臨まれた。折しも、今年はご成婚35年の節目。会見では、紀子妃をはじめご家族への言及もなされたのだが、一方で「喫緊の課題」については、いつになく踏み込んだお言葉を発せられていた。
50代から90代まで……年代別に健康術を解説
人生100年時代の「新・東洋医学」
伝統の継承と創造。どんな世界でも常に求められる命題である。医学の世界も同様だ。二千年の歴史を持つ東洋医学の知見に、最新の情報に基づきアレンジを加えた「新・東洋医学」。人生100年時代にこそ役立つ年代別健康術を、東洋医学のエキスパートが解説。
「日テレからは何の説明もありません」
松岡昌宏が初めて語った「国分太一」「TOKIOの今後」
記者会見まで開いてコンプライアンス違反の「答え合わせ」を求めるタレントの国分太一(51)に対し、拒否を貫く日本テレビ。そんな彼に手を差し伸べてきたのが松岡昌宏(48)だ。苦楽を共にしてきた盟友が初めて明かす国分、そして、日テレへの複雑な思い──。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。














































