日本を恫喝する
ならず者国家「中国」の扱い方
週刊新潮 2025年12月4日号
(木曜日発売)
| 発売日 | 2025/11/27 |
|---|---|
| JANコード | 4910203111259 |
| 定価 | 510円(税込) |
ならず者国家「中国」の扱い方
▼インバウンドホテルの困惑「中国人はキャンセル料を払わない」
▼国際世論は冷ややか「日本批判」の宣伝戦
▼「高市の地元に行くと……」中国人の間で流布するデマ
「台湾有事は即日本有事」という恐怖のシミュレーション
素顔の愛子さま
▼「JICA隊員」「看護師」が感じた品格とお気遣い
▼直前まで推敲を重ねられた晩餐会の「おことば」
▼「手を抜かない」からこそ囁かれる懸念
専門家に聞いた生成AIの“闇”
脱北者が語る「公開処刑」最新事情
▼再来年「朝ドラ」脚本にバカリズム 起用をお勧めする人気女優の名
▼奥様会はペンキ塗りも…… ファミリー財団を設立した大谷翔平夫妻の慈善心
▼参政党「豊田真由子」が国会内に個室要求で女性議員と大バトル
▼出国税なんで日本人3倍?
▼エプスタイン文書公開へ
▼「山本由伸」が実父の墓参
▼レコ大新人賞の“異な面々” ほか
火元とされた76歳「独居男性」の酒とタバコ
「私の盗まれた原画7.5億円相当がヤフオクで売られている」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/秋川雅史
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明【最終回】・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
■■■ 小 説 ■■■
宣告余命/五十嵐律人
異常に非ず【最終回】/桜木紫乃
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子対談 小沢慧一 東京新聞記者
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/並木真琴
▼Bookwormの読書万巻/吉崎達彦
▼新々句歌歳時記(小澤 實・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
日本を恫喝する
ならず者国家「中国」の扱い方
どこまで恫喝すれば気が済むのか。暴走する中国の報復が止まらない。再び外交官が威嚇に出たかと思えば、経済制裁の挙句にパンダ引き揚げまで示唆する始末。とうとう米トランプ大統領に告げ口まで始めたが、かような“ならず者国家”を日本はどう扱うべきか。
ラオスご訪問で接した5人が明かす
素顔の愛子さま
美しい民族衣装を隙なく着こなされたお姿に、ラオスの人々は感嘆の声を漏らした──。無事に初の海外訪問を終えられた天皇、皇后両陛下の長女、愛子さま(23)。一体、どのようなお振舞いが人々の心をとらえたのか。間近に接した5人の日本人が見た「素顔」とは。
米国のチャットGPT利用者が自殺で裁判沙汰
専門家に聞いた生成AIの“闇”
AIブームの火付け役となった「ChatGPT」の登場から早3年。仕事でAIを活用しているという話も今や珍しくないのだが、そんな“未来の技術”があろうことか自殺の原因とされ、裁判沙汰に発展している。21世紀の産業革命、その負の側面を徹底解説する。
遠くが見えづらくなる「第二の老眼」を知る
年を重ねれば誰もが老眼になるのだから、目が見えにくくなるのは致し方のないこと──。そう思い込みがちだが、注意が必要だ。もしかしたら、その見えづらさは単に老眼のせいではないかもしれないのである。新しい目の病「第二の老眼」を専門家が解説する。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。














































