お知らせ
芸術新潮プレゼント【1】
「杉本博司 絶滅写真」のチケット(東京)
芸術新潮 2026年7月号
今月のプレゼント【1】
「杉本博司 絶滅写真」のチケット(東京)を5組10名様にプレゼント!
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
© Hiroshi Sugimoto, Object: © Christian Dior Couture collection, Paris
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
現代美術作家・杉本博司(1948年生まれ)の初期から現在までをたどる大規模展が、東京国立近代美術館で開かれている。杉本といえば、ここ数年、国内だけでも畠山美術館、渋谷区立松濤美術館、神奈川県立金沢文庫、京都市京セラ美術館などで立て続けに個展を開催してきた。美術館規模でこれほど精力的に個展を開催する(できる)アーティストもそう多くはないだろう。
それを可能にしているのは、写真、彫刻、インスタレーション、建築、文筆、和歌、陶芸などに及ぶ多才さである。だが、それだけではない。杉本の展覧会はいずれも歴史や思想史に関する深い知見と、デュシャン以降の現代美術に連なる洒落や頓知によって、明確なコンセプトをもつひとつの世界として立ち上がる。
翻って今展はというと、杉本の芸術の原点である写真、とりわけ銀塩写真を中心に構成された回顧展である。本格的な写真展は国内では2005年の森美術館以来、実に21年ぶり。「絶滅写真」という刺激的なタイトルには、デジタル化によって終焉を迎えつつある銀塩写真へのまなざしと、アーティストとして最終章に到りつつあるという杉本自身の自覚が重ねられているらしい。
会場は3章構成。1章「時間・光・記憶」では、〈ジオラマ〉〈劇場〉〈海景〉という初期を代表するシリーズが紹介される。2章「観念の形」では、〈建築〉〈観念の形〉〈スタイアライズド・スカルプチャー〉などを通して、人間の知性や想像力が生み出してきた「かたち」への関心が示される。そして展覧会名と同題の3章「絶滅写真」では、〈前写真、時間記録装置〉〈肖像〉〈放電場〉〈Opticks〉などによって、銀塩写真というメディアの始原と終焉が重ね合わされる。
一般的に写真はある一瞬を切り取るものとされるが、杉本の写真はむしろ、対象が内包する「時間」を写し出す。剥製の動物、映画一本分の光、太古から変わらぬ水平線、近代建築の理念、蝋人形の肖像。そこに写っているのは、対象そのものであると同時に、記憶であり、観念であり、失われたものの気配でもある。ほの暗い会場を進みながら、杉本がつくりだすさまざまな“まぼろし”に出会うようだった。なお、この“まぼろし”たちの制作の秘密を明かす「スギモトノート」が所蔵品ギャラリー3Fで初公開されている。
これまでも杉本の多芸多才ぶりには驚かされてきたが、今回もその期待を裏切らない。各作品には自作の和歌や狂歌が添えられ、ミニマルでコンセプチュアルなモノクロームの写真に、思いがけないユーモアと奥行きを与えている。極めつけは《CAMERA MAN》。人間が世界を知覚し、記憶し、やがて失うまでの時間を身体化したこの奇妙な装置は、展覧会のコンセプトを象徴するかのように会場出口付近に鎮座していた。QRコードからアクセスできるショートムービー「CAMERA MAN BLUES」もお見逃しなく。
以下の応募フォームにてご応募下さい。
チケットの発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。
プレゼント番号【1】
杉本博司 絶滅写真
[会場]東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー(竹橋)
[会期]6月16日~9月13日
[休館日]月曜日(ただし7月20日は開館)、7月21日
[開館時間]10:00~17:00(金・土は~20:00) *入館は閉館の30分前まで
[当日料金]一般2300円、大学生1200円、高校生700円
[問合せ]050-5541-8600(ハローダイヤル)
[詳細] https://art.nikkei.com/sugimoto/
[応募締切]7月23日(木)
※展覧会の会期等は変更になる可能性があります。展覧会公式サイトで最新情報をご確認の上お出かけ下さい。
































