お知らせ
芸術新潮プレゼント【2】
「テート美術館 ターナー展──崇高の絵画、現代美術との対話」(東京)のチケット
芸術新潮 2026年9月号
今月のプレゼント【2】
「テート美術館 ターナー展──崇高の絵画、現代美術との対話」(東京)のチケットを5組10名様にプレゼント!
画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)。荒れ狂う海や空、峻険な山々を、光と大気の変化ごと描き出した風景画で知られるが、その革新性ゆえに、英国絵画史上もっとも偉大な画家とも称される。そんなターナーの油彩・水彩など80点あまりが、この秋、世界最大のターナー・コレクションを誇るテート美術館からやってくる。
ターナーの作品に対峙するとき、鑑賞者の脳裏にまず刻まれるのは、特定の場所の景観というより、そこに満ちる光や大気そのものだ。ターナーが生まれたのは1775年、ロンドン。パリで第1回印象派展が開かれるおよそ100年前のことである。ターナーは戸外に出て、自然が生み出す形態や色彩、光と大気を入念に観察し、アトリエへ戻ると戸外でのスケッチや記憶、想像力をもとにして絵画へと仕上げていったという。制作方法こそ異なれど、光と大気そのものを画面の主役とした点でのちの印象派を先取りするものともいえる。
もうひとつ、ターナーの絵画を読み解くキーワードとなるのが「崇高」。人の理解を超える巨大さや恐ろしさが呼び起こす感情をさす、18世紀の哲学者エドマンド・バークの用語だ。雪崩、嵐、荒海、そびえ立つ山岳──ターナーが繰り返し描いたのも、人間を圧倒する自然の力である。ただその光景を写すのではなく、見る者を画面のなかへ巻き込み、自然を前にした畏怖や驚異そのものを経験させようとした。とりわけ後期には、形態が光と色彩のなかに溶け、具象とも抽象ともつかない画面へとたどり着いていく。
展覧会は序章から第7章まで全8章で構成される。英国の山や湖を記録した初期作品、20代後半で初めて目にしたアルプスの山岳風景、実験的な歴史画、儚くも荘厳な水の都ヴェネツィア、そして画家の作品の半数以上を占める海景画。主題ごとに作品をまとめながら、ゆるやかな時系列に沿って画業をたどるオーソドックスな構成だが、そこにターナー作品と呼応する現代美術が差し挟まれる。オラファー・エリアソン、マーク・ロスコ、ヴォルフガング・ティルマンス……。現代美術の登竜門として知られる「ターナー賞」を長年担ってきたテート美術館らしく、19世紀の巨匠を過去に閉じ込めることなく、現代美術との対話からその新たな一面を引き出してみせるのだ。
以下の応募フォームにてご応募下さい。
チケットの発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。
プレゼント番号【2】
テート美術館 ターナー展
──崇高の絵画、現代美術との対話
[会場]国立西洋美術館(上野公園)
[会期]10月24日~2027年2月21日
[休館日]月曜日(ただし11月23日、1月11日は開館)、11月24日、12月28日~2027年1月1日、1月12日 *2027年1月12日~2月21日はターナー展のみ開室
[開館時間]9:30~17:30(金土は~20:00) *入館は閉館の30分前まで
[当日料金]一般2400円、大学生1500円、高校生1100円 *中学生以下無料
[問合せ]050-5541-8600(ハローダイヤル)
[詳細] https://turner2026-27.exhibit.jp/
[応募締切]9月24日(木)
[巡回]大阪中之島美術館 2027年3月13日~6月27日
※展覧会の会期等は変更になる可能性があります。展覧会公式サイトで最新情報をご確認の上お出かけ下さい。































