公明・創価学会が三行半
茫然自失の高市新総裁で自民は“壊滅危機”
週刊新潮 2025年10月23日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/10/16 |
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JANコード | 4910203141058 |
定価 | 510円(税込) |
茫然自失の高市新総裁で自民は“壊滅危機”
▼池田大作名誉会長が亡くなったことも……
▼自民は50前後の議席減か
▼学会とパイプのある菅元首相もお手上げ状態
▼専門家は「今後は多党化の時代に突入する」
「ふるさと納税」の暗部
▼生みの親「菅元首相」に異を唱えて更迭された元総務官僚の告発
▼東京23区から流出した血税は累計2兆円
「脳」と「免疫」の長生き健康術
経済アナリスト 森永康平×森永乳業社長 大貫陽一
▼スカルノ大統領との縁も…… ノーベル賞「坂口志文さん」を育んだスパルタ家庭
▼田久保市長は元参政党候補を支援 伊東市議選に地元民は呆れている
▼10・23ドラフト 巨人も狙う「佐々木麟太郎」指名は危険な博打
▼「不動産取引規制」は迷惑
▼「100歳先生」健康の秘訣
▼“PL出身”でイヤな予感
▼「阿佐ヶ谷姉妹」が蛇と蛙? ほか
流出した「イケメン詐欺師(44)」と安倍昭恵さんのプライベート写真
ラブホ密会「小川・前橋市長」の非公開“市民対話会”を実況中継
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/柴田 裕
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
宣告余命/五十嵐律人
異常に非ず/桜木紫乃
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子対談 小沢仁志 俳優
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/岩井志麻子
▼Bookwormの読書万巻/高口康太
▼新々句歌歳時記(小澤 實・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
公明・創価学会が三行半
茫然自失の高市新総裁で自民は“壊滅危機”
突如突き付けられた離縁状に高市早苗自民党総裁(64)は動揺の色を隠せなかった。26年続いた自公連立の崩壊。高市氏が事態を軽視していた一方、公明党の支持母体・創価学会の側にも利己的な計算があった。顔色を失う自民党議員。政治の一大転機の裏に一体何が。
利用者「1000万人」は目をつぶる
「ふるさと納税」の暗部
約1000万人の納税者が利用する「ふるさと納税」を巡ってトラブルが絶えない。自治体や企業と国の間で裁判沙汰まで起きる始末だが、背景には利用者たちが目をつぶってきた制度自体の問題がある。お得な返礼品が貰えるからと喜んでいる場合ではないのだ。
「病は気から」は科学的に正しかった──
「脳」と「免疫」の長生き健康術
日本人研究者がノーベル賞を受賞したことで再び注目を集めている「免疫」。ウイルスなどと戦ってくれる身体に備わったシステムというイメージが強いが、実は「脳」とも大きく関係しているという。人生100年時代に役立つ、「脳と免疫」の新・健康情報を紹介する。
呆れた茶番劇!
ラブホ密会「小川・前橋市長」の非公開“市民対話会”を実況中継
話題の尽きないお方である。既婚の市役所職員との頻繁すぎる“ラブホ密会”が報じられ、その進退に注目が集まっている小川 晶前橋市長(42)。密会のお相手が珍妙な“事情説明書”を提出したかと思えば、今度は市長ご本人が“対話集会”に現れて──。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。