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週刊新潮55年を彩った「数奇な人生」 棺を蓋いて定まらず

週刊新潮 2011年2月24日号

(木曜日発売)

特別定価387円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2011/02/17

発売日 2011/02/17
JANコード 4910203140211
定価 特別定価387円(税込)

週刊新潮55年を彩った「数奇な人生」 棺を蓋いて定まらず
▼「佐川清」佐川急便元社主 知られざる「隠し子認知」死の床の「愛人入籍」
▼「三國連太郎」「中村勘九郎」も夢中になった「太地喜和子」恋愛作法
▼シベリア抑留から生還した黒幕「瀬島龍三」がフラれた「寂光院の女」
▼「尾崎豊」倅の「15の夜」が生き写しで遺族が越えた19年の恩讐
▼息子は民主党ブレーン! 「宮本顕治」共産党元議長の家庭内“思想教育”
▼「はやぶさ」帰還ドラマには出てこない「糸川博士」の憚られる艶聞
▼大占いは外れても「長嶋茂雄」に気を送り続けた天中殺「和泉宗章」
▼「市川猿之助」「香川照之」の父子断絶を修復した「藤間紫」
▼「タイガーマスク」になれずに逝った「梶原一騎」凄まじき毀誉褒貶
▼「ゴッホ」は焼くつもりでも孫の落書きは保存した「斉藤了英」大昭和製紙名誉会長
▼金権「金丸信」元副総理遺族が「老人ホーム園長」で「かっぱ寿司」

横綱「白鵬」が灰色に染まる疑惑の右四つ六番勝負
――「ないとしか言えないじゃないですか」。渦中に会見した一人横綱は、八百長関与を問われた時、不思議な言い回しで口を濁した。彼を取り巻く付け人はなぜ羽振りが良いのか。疑惑の取組を検証する。

【おれのゴルフ 400回記念】特別対談
「青木功vs松井秀喜」「ケガの克服 女房とのケンカ」

【特別読物】新潮45が発掘した「原節子」15歳の幻のフィルム
映画評論家 白井佳夫

〈小説〉民主党「内部ゲヴァルト」水滸伝 横田由美子

【ワイド】人生佳境の落とし穴
(1)瀬戸内寂聴が明かす「ショーケン」5度目結婚の裏事情
(2)「小向美奈子」火傷は覚悟で手を出した3人の男たち
(3)やっぱり辻褄が合わない「目黒殺傷事件」老殺人者の嘘と謎
(4)「井岡」TKO勝利に冷水を浴びせたTBS「とんでも中継」
(5)40億円を溶かした「岡本ホテル」元オーナーの蕩尽大散財
(6)「メドベージェフ会談」は断られてユニクロ見物「前原外相」
(7)頑固の人「照屋寛徳」社民党国対委員長が菅政権の未来を潰す
(8)いきなり3人訴訟提起で「KARA」がバラバラ空中分解
(9)ファラオ「ムバラク大統領」が貯めた5兆8000億円の行方

冠動脈硬化「天皇陛下」が口にされないご心痛
――「公務の2割を削減」とは医師団の見解だ。病を押して祭祀を行う陛下には、お言葉にされないご心痛があった。

【「柳美里」の告白】私は絶望的に子育てに失敗した

巨大教団激震! 「大川きょう子」総裁夫人が告解する「幸福の科学」の正体

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・青葉かおり
私の週間食卓日記/横尾忠則
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
黄泉から来た女/内田康夫
虚像/高杉 良
途方もなく霧は流れる/唯川 恵

黒い報告書/岩井志麻子

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント/オーバーシーズ
▼ガイド/アーツ
▼スクリーン 北川れい子
▼マイオンリー こまどり姉妹
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 大森 望
▼エンターテインメント
▼テレビジョン/スポーツ/タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・おちょクリック!
・優越感具現化カタログ
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。