「阪神大震災」の教訓は生きたか
天災と人災に揺れた「大阪大地震」
週刊新潮 2018年6月28日号
(木曜日発売)
発売日 | 2018/06/21 |
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JANコード | 4910203140686 |
定価 | 407円(税込) |
天災と人災に揺れた「大阪大地震」
「高槻小4女児」死亡に責任者がいる
▼「熊本地震」の記憶が甦る「本震はこの後」!?
▼「天王寺動物園」チンパンジー6頭の奇行
▼なぜ火災延焼は起こらなかったか
▼「人工透析」「人工補助心臓」が停止の危機だった大病院の6時間
▼地上300メートル「あべのハルカス」にいた人たち
▼待ち時間なしの穴場となった「USJ」
▼それでも「飛田新地」で遊ぶツワモノ
▼反原発派が沈黙した「大飯原発」異状なし
▼「南海トラフ」なら「死者32万人」「被害額1410兆円」
「国産食品」実名リスト 第6弾
▼塩分てんこ盛りのワースト1はあのメーカー
▼「サッポロ一番 カップスター」はしょうゆ味× みそ味△
▼「低糖質麺」が「腸内フローラ」を破壊する!
▼心臓病リスク増大の冷凍から揚げ・とんかつ・ハンバーグ
▼冷凍スパゲティ・ピザを女性が避けるべき理由
▼老化を早める「リン酸塩」入り「冷凍食品」全57商品
「ヘギョンちゃんが言わされた『横田めぐみさん死亡』は嘘だ」
(2)参院選に目玉なし「立憲民主党」がフォールしたい「吉田沙保里」
(3)「真田広之」もやっていた「仮面ライダー」死の飛び降り訓練
(4)「AKB総選挙」の折も折! 元総監督「高橋みなみ」がドサ回り
(5)「リンちゃん殺害」を親の責任にした「保護者会会長」の法廷妄言
「長友」が今も許せない「本田」保身のハリル批判
市販薬が招く「アルツハイマー」
デリケートだった「眞子さま・小室母子」の秘密会談
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
冒険ゴルフ/倉本昌弘
科学探偵タケウチに訊く!/竹内 薫
誰の味方でもありません/古市憲寿
還暦も文化/石田純一
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
この素晴らしき世界/東野幸治
大家さんと僕/矢部太郎
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/安藤なつ
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼マイオンリー/クリス松村「レコード収集」
▼グルメ/正岡子規ゆかりの根岸で豆富料理「笹乃雪」
▼ロビー/“平原綾香”熱唱で憂さ晴らし!? 安倍総理「ゴッドマザー」卒寿の宴
▼ビジネス/中長距離LCCにいきなり参入の「JAL」を訝しむ声
▼スポーツ/梨田辞任「楽天」浮上の鍵は“社長”との折合い
▼エンターテインメント/シブく熱く「梶芽衣子」71歳のロックンロール
▼スクリーン/坂上みき『正しい日 間違えた日』
▼タウン/朝鮮半島“解説”で出演激増「辺真一氏」の“稼ぎ”と“悩み”
Bookwormの読書万巻/豊崎由美
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼テレビジョン
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
血の雫/相場英雄
欺す衆生/月村了衛
黒い報告書/観月淳一郎
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・野生動物こっけい生態図鑑
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの日々是好食
この号の中吊り
最新号PICK UP
「阪神大震災」の教訓は生きたか
天災と人災に揺れた「大阪大地震」
不気味なまでに各地で頻発していた地震が、ついに都市を襲った。震度6の大地震が、人口880万人の大都市を――。かつて大震災を眼前にしたこの地は、その教訓を生かせたのか。大地の歪みは、更なる悲劇の前触れとなるのか。天災と人災に揺れた「大阪地震」の裏側。
「W杯」まさかの勝利でも
「長友」が今も許せない「本田」保身のハリル批判
前回大会の王者ドイツが敗戦スタート。優勝候補のブラジルは引き分けた。なるほど戦いは水物である。わが西野ジャパンも、強豪相手にまさかの勝利だ。ベスト16進出を夢見るファンもあろうが、勢いに乗るチームにはベテラン2人の拭いきれない確執があった。
食べてはいけない
「国産食品」実名リスト 第6弾
日常生活に潜むリスクは見えないからこそ怖い。それを「実名リスト」として可視化した本誌特集への反響は大きくなる一方である。第6弾となる今回は、万病の元、カップラーメンの「塩害」ランキングと、老化を招くリン酸塩入り「冷凍食品」のリスト――。
「蓮池薫さん」緊急インタビュー
「ヘギョンちゃんが言わされた『横田めぐみさん死亡』は嘘だ」
帰国から16年。いまは新潟産業大で准教授を務める蓮池薫さん(60)が、初めて横田めぐみさんの生死に言及した。自身の経験に照らし、希望を捨ててはならないと。それをふまえ、日本は「拉致」にどう処すべきなのか。米朝首脳会談を受けた緊急インタビュー。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。