登戸「スクールバス」襲撃「エリートの卵」だから狙った51歳引きこもりの「宅間守」崇拝
週刊新潮 2019年6月6日号
(木曜日発売)
発売日 | 2019/05/30 |
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JANコード | 4910203110696 |
定価 | 428円(税込) |
脛に傷あるパチンコ社長と韓国二人旅という「紀子さま」ご尊父
安倍総理のおもてなしは「トランプ夫妻」に「座布団飛ばない大相撲ショー」
激戦東京選挙区に渦巻く「権力欲」「色欲」
【特別読物】
スポットライトの「レンタル家族」社長に恩を仇で返された「NHK」
(2)演歌だけでは生き残れない「氷川きよし」20年目の豹変
(3)立命館大学准教授が「イスラム国」幹部になるまで
(4)独立は困るから「桝太一」「水卜麻美」に日テレの人事術
(5)入居者がSOSを発信していた「殺人老人ホーム」
(6)「櫻井よしこさん」を欺いた日系米国人のトンデモ映画
(7)「藤原紀香」が体を磨く宝石水とは何か
食べてはいけない有名ベーカリー「パン」の危険物質
「リトルマーメイド」「ヴィ・ド・フランス」「神戸屋」「サンジェルマン」
売れ筋商品の「トランス脂肪酸」含有量を徹底比較!
▼年間50万人が死亡「アメリカ」「カナダ」は全面禁止!
▼世界の潮流は「根絶」なのに日本では「表示義務なし」
▼死亡率を28%増やす「心疾患」の原因
▼たった一つで基準値超え商品の実名
▼安全安心で選ぶ「おいしいパン生活」
▼「トランス脂肪酸ゼロ」の作り方
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/赤松利市
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
この素晴らしき世界/東野幸治
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
■■■ MONEY ■■■
宅配水大手「クリクラ」浄水も濁らせる「お家騒動」
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/解散反対「公明党」が泣いてすがる菅官房長官と維新のパイプ
▼スポーツ/仰天“米ドラ1”を「ソフトバンク」に入団させたある男の商魂
▼エンターテインメント/テレ東で自社TBSをディスった「宇内梨沙」アナの蛮勇
▼タウン/今度は[2億3000万円ナリ」高騰続ける薬のお値段
▼マイオンリー/小島梨里杏「フィルムカメラ」
▼グルメ/凝った趣向と繊細な仕事の恵比寿「匠 鮨 おわな」
Bookwormの読書万巻/板谷敏彦
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智) ▼掲示板
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼テレビジョン
■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
湖の女たち/吉田修一
この気持ちもいつか忘れる/住野よる
黒い報告書/杉山隆男
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・アウトサイダー・アートの芸術世界
・優越感具現化カタログ
・世界を食す大使の食卓
この号の中吊り
最新号PICK UP
登戸「スクールバス」襲撃「エリートの卵」だから狙った
51歳引きこもりの「宅間守」崇拝
神奈川県川崎市の登戸で発生したスクールバス襲撃事件。弁護士の娘である11歳女児と、働き盛りの39歳外交官が犠牲となった。犯行は、エリートの卵だから狙ったという51歳引きこもり男によるもの。そこには池田小事件の宅間守への崇拝がありありと見て取れるのだ。
宮内庁が気をもむ灰色交遊! 特捜部が家宅捜索!
脛に傷あるパチンコ社長と韓国二人旅という「紀子さま」ご尊父
令和の幕開けから1カ月。5月27日には、トランプ大統領を招いた宮中晩餐会も無事に終わった。が、天皇・皇后両陛下をお支えする皇嗣家では、いぜん長女・眞子さまの結婚問題が尾を引いている。さらには、紀子妃のご実家の「交遊」も、大いに懸念されていて……。
「政府高官」がほのめかしていた「鶴竜」の忖度
安倍総理のおもてなしは「トランプ夫妻」に「座布団飛ばない大相撲ショー」
衆人環視の国技館で相撲を観戦するトランプ大統領を警護せよ。そのミッションの重点課題は「座布団」だったが、成功は半ば約束されていたのかもしれない。何しろ、千秋楽が波乱なき「大相撲ショー」になることを、政府高官が事前にほのめかしていたのだから。
WHOが警告! 悪玉コレステロールの心筋梗塞リスク!
食べてはいけない有名ベーカリー「パン」の危険物質
日本人の死因の第2位は心疾患。毎年多くの命を奪う国民病の原因の一つとも言われるのが「トランス脂肪酸」である。WHOも警告するこの危険物質は、実は我々の日常食の中にも含まれている。有名ベーカリーの「パン」を徹底調査し、その値を比較してみた。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。