「新型コロナ」との消耗戦
「アベ大恐慌」に備えよ
週刊新潮 2020年3月26日花見月増大号
(木曜日発売)
発売日 | 2020/03/18 |
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JANコード | 4910203140303 |
定価 | 特別定価460円(税込) |
▼「リーマン超え」不況の生活防衛術
▼どうする「保険」「スマホ」「車」「株」
▼どうなる選手村マンション
▼経済損失は?
この差はどこから来るのか? 「一斉休校」必要なし!
▼「高血圧」薬が必要な人・不要な人
▼「悪玉コレステロール」高い方が長寿!?
▼CTの恐るべき「肺がんリスク」
(2)ピンハネ金メダリストが被害者に脅迫の押さえ込み
(3)韓国が公費投入で世界に発信する「慰安婦ゲーム」
(4)何ゆえ控訴「田代まさし」に長男の声は届くか
(5)「クールジャパン機構」のクールじゃないセクハラ訴訟
(6)8年ぶりテレビ出演「青山祐子」古巣NHKへの思い
第2回 中国超えで世界一に
▼人への安全性は未確認
▼水道水から「ネオニコ」
▼シャバに戻れば妻は寝取られて……
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
新・相対性理論/百田尚樹
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/帚木蓬生
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
飢餓俳優 実録菅原文太伝/松田美智子
佐藤優の頂上対決 遠藤 健 SOMPOケア社長
■■■ MONEY ■■■
「村上ファンド」vs.「東芝機械」死闘の行方
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/「森法相」マヌケな“検察逃げた”騒動
▼スポーツ/“凶器”もプロ野球「新外国人」品定め
▼エンターテインメント/「小倉優子」夫と“大人な”情報戦
▼タウン/立憲「銀座ママみたい」がセクハラ発言?
▼マイオンリー/古澤 巌「サーフィン」
▼スクリーン ▼グルメ
▼ガイド ▼テレビジョン
Bookwormの読書万巻/今井 舞
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼文殊のストレッチ
▼1964-2020 追憶の東京五輪 ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
小説8050/林 真理子
ファウンテンブルーの魔人たち/白石一文
雷神/道尾秀介
黒い報告書/花房観音
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
「新型コロナ」との消耗戦
「アベ大恐慌」に備えよ
「見えざる敵」に苦しめられているのは、ウイルスに感染した患者だけではない。多くの企業が業績不振に喘ぎ、株式市場は青息吐息。いつ終わるとも知れない疫病ショックに加え、安倍政権の肝煎り政策による新たな「危機」が、庶民の生活に大打撃を与えようとしている。
職員が逃げる「秋篠宮家」の黄昏
秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんとのご結婚が「2年後に延期」と発表されたのは一昨年2月。だが“膠着状態”を打破する兆しはいまだ窺えない。それは取りも直さずご一家の混迷を物語っており、日々お支えする「皇嗣職」もまた、累卵の危うきにあるというのだ。
「食」と「病」 実は「農薬大国」ニッポン
第2回 中国超えで世界一に
特効薬のない新型コロナウイルスから身を守るためには、各々が免疫力を上げるしかないという。つまりはいつも以上に「食」に敏感であるべきだ。『「食」と「病」』第2回では、多くの人が外国産よりも安全と思い込んでいる国産食材の実態についてお送りする。
「羽賀研二」獄中を語る
芸能界から姿を消して何年経つのだろう。“誠意大将軍”から一転、
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。