「緊急事態宣言」を生きる
1カ月? 2年! 「コロナ地獄」の我慢はいつまで!?
週刊新潮 2020年4月16日号
(木曜日発売)
発売日 | 2020/04/09 |
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JANコード | 4910203130403 |
定価 | 440円(税込) |
「コロナ地獄」の我慢はいつまで!?
あなたの会社、仕事はどうなる!?
▼感染したら待ち受ける「調査」「治療」プロセス
▼「不要不急の逮捕は控えよ」に困惑する「警視庁」
▼「布マスク」の値段は? 「朝日新聞」通販ショップがひどい
▼100万部突破『ペスト』に学ぶ「巣ごもり生活」
▼「テレワーク」加速で「コロナ後」は「雇用大量破壊」
▼「休校延長」でますます広がる学力格差
▼「天皇陛下へのご進講」も吹き飛ばした疫病に「秋篠宮さま」の憂鬱
救世主それとも悪魔……人間が「AI」に支配される日は来るか
(2)「河井案里」怨念捜査に鞭を入れる「検事総長」に本当の敵
(3)「すしざんまい」社長にロシアより憎悪を込めて「3億円トラブル」
(4)「伊藤詩織さん」凌辱記者はあの党首からも顧問料
(5)50年来「同性カップル」の相続権を司法はどう裁いたか
(6)「五輪延期」でなぜか「長嶋茂雄」メークドラマ計画
▼輸入小麦から猛毒の理由
▼知らずに食べている「遺伝子組換え食品」
▼「腎臓」「乳腺」に腫瘍
▼厚労省は残留基準値を大幅緩和
■■■ コラム ■■■
【新連載】危機の羅針盤/クラッチ・ビット
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
新・相対性理論/百田尚樹
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/二宮敦人
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「人生で必要な英語はすべて病院で学んだ」は休載いたします
佐藤優の頂上対決 森岡 毅 刀CEO
■■■ MONEY ■■■
「キルフェボン」甘味とは言えない「お家騒動」
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/「森喜朗」ドア開け放しで“大放談”
▼スポーツ/五輪延期で得した? 「サッカー日本代表」
▼エンターテインメント/「黒木瞳」「ホラン千秋」志村けん共演者が心配
▼タウン/病院が唖然「中国企業」から“マスク売るよ”
▼マイオンリー/須藤桂一「アンクルウエイト」
▼スクリーン ▼グルメ
▼ガイド ▼テレビジョン
Bookwormの読書万巻/山田敏弘
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼文殊のストレッチ
▼1964-2020 追憶の東京五輪 ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
小説8050/林 真理子
ファウンテンブルーの魔人たち/白石一文
雷神/道尾秀介
黒い報告書/増田晶文
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
「緊急事態宣言」を生きる
1カ月? 2年! 「コロナ地獄」の我慢はいつまで!?
新型コロナウイルスが地獄にたとえるほどのものかどうかはともかく、状況は確実にコロナ地獄に近づいている。地獄の沙汰がカネ次第だとしても、緊急事態宣言下ではカネも失われていく。地獄の業火はいつ鎮まるか。それに包まれながら、我々はどう生きるのか。
「東出騒動」の陰で「杏」を苦悩させる「骨肉裁判」
夫・東出昌大の不倫が発覚すると、妻・杏(33)を応援する声が殺到。騒動はこの人の「好感度」の高さを改めて浮き彫りにした。その彼女が実はもう一つ苦悩を抱えていたことは知られていない。夫との離婚危機の陰で、実母との「骨肉裁判」を戦っていたのである。
【特別対談】映画監督 入江 悠vs.編集者 菅付雅信
救世主それとも悪魔……人間が「AI」に支配される日は来るか
果たしてAIが人間の知性を超える日はくるのか。そしてAIは人間の幸福に役立つのか。映画『AI崩壊』でAI暴走の近未来を描いた監督と、『動物と機械から離れて』で国内外のAI専門家51人に取材した編集者が、「人工知能」との正しい付き合い方を指南する。
「食」と「病」 実は「農薬大国」ニッポン
第5回「パン」「パスタ」に「発がん性物質」疑惑
生きる上でのリスクは新型コロナウイルスだけに限らない。知らない内に体に取り込んでいる農薬もその一つだが、発がん性が疑われているものが存在するとしたらどうだろう。『「食」と「病」』第5回では、パンなどに残留する「除草剤成分」に警鐘を鳴らす――。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。