「コロナ」生死のカギ
クルーズ船112人治療で「院内感染」ゼロ!
「自衛隊中央病院」はなぜ奇跡を起こせたのか
週刊新潮 2020年4月30日号
(木曜日発売)
発売日 | 2020/04/23 |
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JANコード | 4910203150401 |
定価 | 440円(税込) |
「自衛隊中央病院」はなぜ奇跡を起こせたのか
▼どうすれば救えるか 生死を分けるカギは「血中酸素濃度」
▼岩手県への移住者が「コロナ村八分」で死の悲劇
▼菅官房長官が指示「記録に残すな」
(2)「ゴーン&キャロル」を探して法務省レバノン訪問記
(3)「ジョンソン首相」は九死に一生でもどうなる英国「EU離脱」
(4)疫病なければ逮捕だったN国「立花党首」に「渡辺喜美」の言い分
(5)忘却の「宮迫」「徳井」復帰戦略どうなった!?
「発がん性疑惑成分」検出の「食パン」実名リスト
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
新・相対性理論/百田尚樹
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/唐澤貴洋
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
危機の羅針盤/クラッチ・ビット
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「人生で必要な英語はすべて病院で学んだ」は休載いたします
佐藤優の頂上対決 寺畠正道 JT社長
■■■ MONEY ■■■
「バーバリー」に見放された「三陽商会」身売り危機
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/文在寅大勝でナンと“親日賞賛禁止法”
▼スポーツ/陸上界動画リレーに「サニブラ」不在
▼エンターテインメント/ドリフDVD「志村けん」禁断見せ場
▼タウン/なんでいま「富士山大噴火」政府発表
▼マイオンリー/永島敏行「坂道登り」
▼スクリーン ▼グルメ
▼ガイド ▼テレビジョン
Bookwormの読書万巻/窪田順生
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼文殊のストレッチ
▼1964-2020 追憶の東京五輪 ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
小説8050/林 真理子
ファウンテンブルーの魔人たち/白石一文
雷神/道尾秀介
黒い報告書/内藤みか
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
「コロナ」生死のカギ
「8割削減」「40万人死亡」という「西浦教授」会見は義挙か
新型コロナウイルスの感染を食い止められるか否か。それが我々の生死を分けるカギであるかのように語られるが、事はそれほど単純ではない。現実には、あちらで生を立てればこちらに死が生ずる。だが、右往左往する前に冷静になれ。克つ道は必ず見えてくる。
「コロナ」生死のカギ
クルーズ船112人治療で「院内感染」ゼロ!
「自衛隊中央病院」はなぜ奇跡を起こせたのか
コロナパニックの序章となったクルーズ船の感染拡大時、100名以上の患者を受け入れたのは自衛隊中央病院だった。院内感染を起こさず、多くの人を退院に導けたのはなぜか。感染症対応チームのリーダーである1等海佐が初めてメディアに内幕を明かした。
ついに動き出した「旧皇族男子」復帰の隠密シナリオ
コロナの魔手は、宮中にも甚大な影響を及ぼしている。さる19日に予定されていた「立皇嗣の礼」は当面延期となり、これによって政府が予定していた安定的な皇位継承のための議論も始動が危ぶまれている。が、水面下ではすでに「秘策」が練られ始めているというのだ。
「黒田バズーカ」7年虚砲で「日銀」に明日はあるか
日銀の黒田東彦総裁がしてやったりの表情で量的・質的金融緩和に打って出て早7年。しかし、日本経済の長年の懸案であるデフレ脱却、物価上昇目標は達成されないままだ。コロナ禍で金融緩和を更に加速させる一方で、次代の総裁候補を模索する動きが始まっている。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。