「コロナ」見えすぎる敵
「安倍総理」は責任逃れ! 「尾身茂・専門家会議」に「社会の命運」を丸投げされた日本の悲喜劇
週刊新潮 2020年5月21日夏端月増大号
(木曜日発売)
発売日 | 2020/05/13 |
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JANコード | 4910203130502 |
定価 | 特別定価460円(税込) |
「尾身茂・専門家会議」に「社会の命運」を丸投げされた日本の悲喜劇
▼「朝、元気」が「夕方、突如重症」 自宅にいても「沈黙の肺炎」に克つ「自衛策」
▼フランスが研究報告「ニコチンにコロナ抑制効果」は本当か
▼学校はすぐ再開できる! 「9月入学」は不要
友人が吐露した「都知事への思い」
「自殺者27万人増」の驚愕シミュレーション
「ストーカー」「誘拐」から身を守る術
(2)「安倍総理」熱烈支持の「ソープランド」が緊急事態営業
(3)「ナスD」顔ばかりか腹も黒いという「訴訟トラブル」
(4)コロナ下に出産「加藤紗里」炎上商法の裏の裏
(5)「香港の女神」が告発「習近平」はコロナ利用でデモ締め付け
(6)疫病困窮の「銀座ママ」が「松本人志」「高須院長」に反論
(7)愛弟子と右腕に愛想を尽かされた「具志堅用高」妻の悪評
(8)メモリアル「松田聖子」疫病禍中も最後まで粘った商魂
「ビートたけし」哀しき晩節と「TBSの二枚舌」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
新・相対性理論/百田尚樹
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/西島数博
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
危機の羅針盤/クラッチ・ビット
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「人生で必要な英語はすべて病院で学んだ」は休載いたします
佐藤優の頂上対決 山田吉彦 東海大学教授
■■■ MONEY ■■■
天国から地獄「秋元康」が「コロナ相場」の大ピンチ
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/元慰安婦が挺対協の「資金横領」告発
▼スポーツ/夏の甲子園に文句ありげ「毎日新聞」
▼エンターテインメント/「夏菜」「川口春奈」自宅録画を採点
▼タウン/死刑囚も貰える給付金「10万円」
▼スクリーン ▼グルメ
▼ガイド ▼テレビジョン
Bookwormの読書万巻/小林直己
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼文殊のストレッチ
▼1964-2020 追憶の東京五輪 ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
小説8050/林 真理子
ファウンテンブルーの魔人たち/白石一文
雷神/道尾秀介
黒い報告書/睦月影郎
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
「コロナ」見えすぎる敵
「安倍総理」は責任逃れ!
「尾身茂・専門家会議」に「社会の命運」を丸投げされた日本の悲喜劇
新型コロナはいま人々の関心のすべてであるかのようだ。色濃く語られ、数値で可視化され、見えすぎる敵であるがゆえに、為政者から下々までほかのリスクに目もくれず、感染症の専門家の言うがままになっている。だが、いま目を覚まさなければ社会がもたない。
独占手記 在NY臓器移植の権威「加藤友朗」外科医が告白
コロナ院内感染! 人工肺「エクモ」に繋がれ死線をさまよった1カ月!
私はこうして死の淵から生還した
志村けんを救えなかった人工肺、ECMO(エクモ)。新型コロナウイルスから命を守るための「最後の砦」だが、それを使用せざるを得ない状況にまで追い込まれながら一命を取り留めた日本人がいる。ニューヨークのトップドクターはいかにして生還したのか――。
「スマホを落としただけ」でこんなに危ない! 「デジタル捜査班長」が伝授
「ストーカー」「誘拐」から身を守る術
「巣ごもり」を強いられ1カ月。コロナ禍は、人々の「スマホ依存度」をより高めたはずだ。便利で楽しい。人とも繋がれる。が、使い方ひとつで人生を破滅させることも。埼玉県警で「デジタル捜査班長」を務めた佐々木
愛人妻の「保険証詐欺」に支離滅裂な反論
「ビートたけし」哀しき晩節と「TBSの二枚舌」
絶大なる発信力を誇るビートたけし(73)。落ちたりとはいえ、やはり圧倒的な影響力を持つテレビ局。両者が組み、たけしの「愛人妻」に関する告発者を公開侮辱した。それは弱い立場の元弟子という「いかだ」を、戦艦2隻で蹂躙するが如きリンチではあるまいか。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。