知事選でスポットライト依存症!
「小池百合子」女城主の「履歴書・請求書」
週刊新潮 2020年6月18日号
(木曜日発売)
発売日 | 2020/06/11 |
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JANコード | 4910203130601 |
定価 | 440円(税込) |
「小池百合子」女城主の「履歴書・請求書」
▼粛清人事で幹部を黙らせる「恐怖政治」
▼築地「食のテーマパーク」はどうなった? 公約「7つのゼロ」達成度を総チェック
▼小池知事「カネと男」の勲章
▼「海の家」断念……湘南に「監視員」がいなくて「大丈夫ですか、黒岩知事」
▼新たに陽性者! 未だ彷徨える「ダイヤモンド・プリンセス」から“SOS”
巨人「坂本勇人」に囁かれる「疑惑のキャバクラ遊び」
「マンガ文化」を死滅させる「海賊版」
(2)「赤旗」1面で利用される「小泉今日子」の政治的打算
(3)「コロナ勝利」「G12招待」に欣喜雀躍「文在寅」また反日
(4)「菅長官」の天敵「東京新聞美人記者」の実弟が「詐欺まがい」
(5)銀座の老舗「グレ」ママが吐露する「店を乗っ取られた」
(6)「世帯主主義」批判で「朝日新聞」社説コラムの「家族」破壊
「農薬工業会」と「ラウンドアップ販売会社」の“抗議”に反論する
拳銃自殺「高1少年」名品スミス&ウェッソンの入手ルート
■■■ コラム ■■■
【新連載】アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
新・相対性理論/百田尚樹
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/早川絵美
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
危機の羅針盤/クラッチ・ビット
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「人生で必要な英語はすべて病院で学んだ」は休載いたします
佐藤優の頂上対決 小林喜光 三菱ケミカルHD会長
■■■ MONEY ■■■
オンナ詐欺師に“加担”した日本医師会推薦の「国会議員」
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/維新「吉村洋文」も都議選に見参
▼スポーツ/衝撃「女子ツアー開幕戦」ネット中継
▼エンターテインメント/「研ナオコ」「上原さくら」夫のブログ
▼タウン/義務化「自動車保険」は加入してる?
▼スクリーン ▼グルメ
▼ガイド ▼テレビジョン
Bookwormの読書万巻/鎌田浩毅
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼文殊のストレッチ
▼1964-2020 追憶の東京五輪 ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
小説8050/林 真理子
ファウンテンブルーの魔人たち/白石一文
雷神/道尾秀介
黒い報告書/深笛義也
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
知事選でスポットライト依存症!
「小池百合子」女城主の「履歴書・請求書」
「男の顔は履歴書、女の顔は請求書」と言われる。これまで歴代の権力者に顔を売り、常に自身を高く売りつけてきた首都の女城主。スポットライトを欲し、再び合戦に踏み出す彼女の顔に深く刻まれしものとは。その遍歴を追えば、マスクの下の“正体”が見えてくる。
コロナという不条理
開幕再延期の危機!
巨人「坂本勇人」に囁かれる「疑惑のキャバクラ遊び」
数カ月前までの生活を世界規模で一変させた新型コロナウイルスは、カミュの不条理の哲学を超える不条理の極みである。怪しい数理モデルに支配され、スター選手が遊ぶことも許されず、『異邦人』のムルソーのように太陽や海の影響を受けることさえままならない。
外交官の亡父は南米帰り
拳銃自殺「高1少年」名品スミス&ウェッソンの入手ルート
「拳銃」「少年」という、本来無縁であるはずの語句が組み合わさった報道に触れ、驚愕した方も多かったのではないか。東京・八王子で起こった15歳の少年の拳銃自殺。拳銃はアメリカの有名メーカーのものだったが、それはいかなるルートで彼の手に渡ったのか。
著作権法改正だけでは「漫画村」は終わらない!
「マンガ文化」を死滅させる「海賊版」
コロナ対策や「黒川問題」一色の今国会。その陰で重要な法案が成立していた。「海賊版」の跋扈で危機に直面している「マンガ文化」。それに歯止めをかけるため、著作権法が改正されたのだ。『漫画村』が摘発されても決して終わってはいない、脅威の現状をレポートする。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。