五輪「無観客」圧力でも
「重症者・死亡者」激減「子どもの死者」ゼロ
週刊新潮 2021年7月15日号
(木曜日発売)
発売日 | 2021/07/08 |
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JANコード | 4910203130717 |
定価 | 440円(税込) |
「重症者・死亡者」激減「子どもの死者」ゼロ
▼「自宅療養中の急死」はなくなる
▼「興和」が治験最終盤でこの冬には「イベルメクチン」が使える
▼死者356人中「80代以上6割超」でも「超高齢者」も接種すべき?
▼「持病の有無」で効果や副反応に違いは?
▼「妊娠中」は避けた方が無難?
▼仕事前日の接種でも「経口補水液」でしのげる?
▼「筋肉注射」痛い人と痛くない人の差 他
20人の命を呑み込んだ「熱海土石流」は“人災”
▼「太陽光発電」トップにも脱税実刑の前科
次は「箱根」が危ない
実は「後天的」も多い「発達障害」に異変
▼「先天的」以外の原因は?
▼大人にも増加 それって本当に「ADHD」?
▼「忘れ物」「遅刻」どれだけの頻度なら該当?
(2)「藤井聡太」を「選挙の顔」に利用しようとした大人の思惑
(3)児童5人を死傷させた「トラック事故」ブラック会社会長の叙勲
(4)「秋元司」と“お仲間”北九州市議が「回転寿司&ラブホ不倫」
(5)神職が続々退職「鶴岡八幡宮」宮司の「女」「私物化」告発騒動
(6)「熊田曜子」ママ友が嘆く「孫と会えずお祖母ちゃんは泣いて……」
第二回 日常生活で予防
▼「毛母細胞」を分裂させる「食材」
▼髪を傷めない「シャンプー」選び方
保険診療が始まった「光免疫療法」
▼すでに受けられるのはこの4病院
「大谷翔平」をサイボーグにした「DX革命」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/鎧塚俊彦
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
佐藤優の頂上対決 粟田貴也 トリドールHD代表取締役社長兼CEO
■■■ MONEY ■■■
「大親分」に仕えた“ファンドマネジャー”の死
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/文後継も“詐欺や飲酒運転”
▼ビジネス/不思議な「過去最高税収」
▼タウン/こんな悪党は「実名発表」を
▼スポーツ/死して「大島康徳」連載続く
▼エンタメ/「優木まおみ」が一般社団法人
▼グルメ ▼スクリーン
▼テレビジョン ▼ガイド
Bookwormの読書万巻/浪川 攻
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘
▼文殊のストレッチ ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
奈落の子/真藤順丈
神曲/川村元気
あの子とQ/万城目 学
黒い報告書/大石 圭
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・産地直送「おうちごはん」
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
五輪「無観客」圧力でも
「重症者・死亡者」激減「子どもの死者」ゼロ
ワクチン効果で重症者数も死者数も減り、医療が逼迫しなくなった。ようやく自粛要請も緩むかと思いきや、感染者数が増えているからと、五輪は無観客だ、再び緊急事態宣言だ、という声が沸き起こる。もはや不思議の国だが、コロナの出口は確実に近づいている。
「悪い奴ら」が罪のなすりつけ合い
20人の命を吞み込んだ「熱海土石流」は“人災”
週末の保養地を、突如として容赦ない土砂が襲った。折からの大雨がもたらした熱海市の土石流災害。130軒もの家屋が押し流され、安否不明の人はなおも20人にのぼる。“次の危険地帯”が懸念される中、地元ではもっぱら「人災」との声が高まっていて……。
これで「若見え」女と男の「薄毛・抜け毛」対策
第二回 日常生活で予防
「薄毛」「抜け毛」を引き起こすメカニズムと治療法については先週号でお伝えした。が、医療機関を訪れる前に、自らでできることはいくつもある。日々の生活習慣から頭皮のいたわり方まで、毛髪を熟知したプロフェッショナルたちが“上手な付き合い方”を伝授する。
“がん難民”の希望の光
保険診療が始まった「光免疫療法」
主治医から見放されたがん患者にとって、希望の光となるか。昨年、保険適用され、治療がスタートした「光免疫療法」。施術を受けた患者の腫瘍は縮小した? 既に治療が開始された病院とは? 画期的療法の取材を続けるライター・芹澤健介氏が、現状をレポートした。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。