過去最高益 「商社」「銀行」「自動車メーカー」……
年収は? 住まいは? 「現代の勝ち組」の生活を実態調査
新「日本のヒエラルキー」
週刊新潮 2024年7月11日号
(木曜日発売)
発売日 | 2024/07/04 |
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JANコード | 4910203120749 |
定価 | 480円(税込) |
年収は? 住まいは? 「現代の勝ち組」の生活を実態調査
新「日本のヒエラルキー」
▼円安で荒稼ぎ「商社マン」はボーナスだけで1000万円
▼大手銀行員は高給でも50代で「黄昏研修」の残酷
▼40代年収1500万円「トヨタ」社員は有休も年20日取得
「発がん性」リスクの「PFAS汚染」から身を守る方法
▼我が家の飲料水から「汚染物質」を取り除く“最強の助っ人”とは
▼料理は? うがいは? お風呂は? 洗濯は? 大丈夫か!? 「PFAS汚染水」との付き合い方
「小池知事」が肥大させる「東京都」と「三井不動産」癒着の伏魔殿
「小池百合子」に問う「東京」への「愛」はあるか
コロナ後に激変した 「お墓」最新事情
▼「那須焼損殺人」 逮捕された美人長女に知られざる「銀座キャバ嬢」時代
▼右腕切断の“ピッカリ投法” 「佐野慈紀」が告白「闘病生活の“苦投”」
▼吉本興業元重役「M-1」誕生秘話本の笑えない問題記述
▼「猪木のモノマネ芸人」がプロレス団体と1000万円バトル
▼ついに死亡事故 「辺野古反対」で牛歩戦術を許した「玉城デニー知事」
▼「東京大学基金」が10億円の運用損
▼五輪代表「仏人ハーフ二枚目慶大生」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/出田りあ
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中辰巳
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
【新連載】DANGER/村山由佳
モンゴル人の物語/百田尚樹
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 相川七瀬 ロック歌手
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚
▼墓碑銘
▼スクリーン
▼黒い報告書/深笛義也
▼Bookwormの読書万巻/青木 薫
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
過去最高益 「商社」「銀行」「自動車メーカー」……
年収は? 住まいは? 「現代の勝ち組」の生活を実態調査
新「日本のヒエラルキー」
マルクスは人間の本質を「社会的諸関係の総体」だと喝破したが、現代日本人もまた「階級」と無縁な存在ではない。もっとも世界の潮流の変化でその中身には変動が起きている。格差が広がる中、高額給与を得て我が世の春を謳歌する者たちの実態に迫る。
大反響 続・日本の水が危ない!
「発がん性」リスクの「PFAS汚染」から身を守る方法
「日本の水が危ない!」と題した前号特集では、暮らしを支える水道水が「発がん性」のリスクを持つ化学物質に冒されている実態に迫った。日本政府の動きは鈍く、各地での実態解明も遅々として進まぬ中、なんとか我が身を守る術はないのか。その最善策をお届けする。
「巨額再開発事業」の本丸に「幹部14人が天下り」
「小池知事」が肥大させる「東京都」と「三井不動産」癒着の伏魔殿
神宮外苑、築地市場跡地、五輪選手村を改修した「晴海フラッグ」。東京都内で進められるこれら三つの「巨額再開発事業」を、同じ企業が主導している事実をご存じだろうか。都庁OB14人の天下りを受け入れる三井不動産グループと都の、「癒着の構図」とは――。
トレンドは「墓じまい」「継承不要」「合同墓」……
コロナ後に激変した 「お墓」最新事情
新型コロナウイルス蔓延によって様変わりした葬祭業界を先週号で報じたが、「お墓」もまた時々刻々と変化を遂げている。遺された家族に金銭的にも肉体的にも精神的にも負担をかけないお墓とは? その最前線に『いまどきの納骨堂』著者の井上理津子氏が迫る。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。