維新のゴリ押しで所得制限撤廃、上限45万円支給
【おかしな】私立高無償化で始まる教育崩壊
週刊新潮 2025年3月6日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/02/27 |
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JANコード | 4910203110351 |
定価 | 510円(税込) |
【おかしな】私立高無償化で始まる教育崩壊
▼「中学受験の過熱」が進む
▼喜ぶのは偏差値の低い私立校だけ
▼維新の本当の狙い
【恐ろしい】「帯状疱疹」完全対策
▼気づきにくい初期症状で重要な72時間の壁
▼こんなにある合併症の数々
▼50歳から発症リスク増大
▼2種類のワクチンを徹底比較
森山自民幹事長はどう釈明するか
皇室記者が見た「大喪の礼」全内幕
プロが教える「実家片づけ」4則
どうしようもない「日本人たち」の罪と罰
▼“恥晒し会見”の維新「増山誠県議」は知事選でもヒンシュク
▼テレ東退社も安泰 「大江麻理子アナ」の自腹ハイヤーと夫婦仲
▼トランプから恨まれるゼレンスキーの次に控える“鉄の将軍”
▼「お婆さんが血塗れに……」 殺人隠蔽「みちのく記念病院」の深い闇
▼唐揚げとビールが大好きだった 急逝「つば九郎“中の人”」の個人情報
▼トランプ関税の標的は
▼シーシェパードに栄誉?
▼「佐々木朗希」結婚発表
▼「円楽」襲名のご祝儀額 ほか
「雅子皇后」外遊に立ちはだかる壁
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/佐々木 浩
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 君島十和子 美容家
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/牧村 僚
▼Bookwormの読書万巻/山本 圭
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
維新のゴリ押しで所得制限撤廃、上限45万円支給
【おかしな】私立高無償化で始まる教育崩壊
自民党と公明党は日本維新の会の要求を呑んで、予算成立と引き換えに高校授業料を無償化することで合意した。だが、専門家は無償化という聞こえの良い言葉に惑わされてはならないと警鐘を鳴らす。かえって、教育格差を招くなど深刻な懸念があるというのだ。
4月から65歳以上ワクチン定期接種開始
【恐ろしい】「帯状疱疹」完全対策
最近とみに耳にする機会が増えた「帯状疱疹」の予防策に、ようやく国が本腰を入れ始めた。大人なら誰もが発症するリスクを抱え、その対処が遅れれば重篤な後遺症を患う危険性が高い。まさに「正しく恐れる」ことが肝要な“国民病”への完全対策をお届けする。
ポイントは「モノ」だけではなく「金目の紙」
プロが教える「実家片づけ」4則
前号では親が元気なうちにやっておくべき「実家片づけ」の重要性を指摘したが、今号ではその具体的なテクニックを紹介。真っ先に手をつけるのはキッチン、寝室でのNG、リビングにお勧めの家具、そして紙の4分類法。プロが「4つのルール」を解説する。
天皇陛下お誕生日会見で消えた“文言” 意中のスペインご訪問は?
「雅子皇后」外遊に立ちはだかる壁
天皇陛下は2月23日、65歳のお誕生日を迎えられた。これに先立ち行なわれた記者会見では戦後80年という節目にあたっての思いを述べられるとともに、ご家族の近況にも言及されていた。そこでは雅子皇后にまつわる“あの文言”がなくなっていたというのだが……。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。