ホーム > 書籍詳細:勝海舟―第一巻・黒船渡来―

勝海舟―第一巻・黒船渡来―

子母沢寛/著

1,045円(税込)

発売日:1968/12/03

  • 文庫

時は幕末・維新の動乱期、近代日本の運命を背負った勝海舟の半生を、同時代に輩出した幾多の英傑たちとともに描く大河小説。嘉永六年、浦賀沖に来航したペリー率いる四隻の黒船は、徳川三百年の泰平の夢を破り、日本は驚愕と混乱の極に陥った。そのころ勝麟太郎少年は、父の小吉はじめ愛情あふれる人生の師に恵まれ、蘭学を志しながら豪放磊落かつ開明的な英才へと育ちつつあった。

書誌情報

読み仮名 カツカイシュウ01クロフネトライ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 640ページ
ISBN 978-4-10-115305-6
C-CODE 0193
整理番号 し-6-1
ジャンル 文芸作品
定価 1,045円

著者プロフィール

子母沢寛

シモザワ・カン

(1892-1968)北海道石狩郡厚田生れ。明治大学法学部卒業。地方新聞社、木材会社、電気商を経て、読売新聞、後に東京日日新聞の記者となる。新聞記者時代から『新選組始末記』『遊侠奇談』などを次々と発表。1932(昭和7)年に新聞連載した『国定忠治』が評判を呼び、創作に専念。戦中戦後と6年を費やした大作『勝海舟』、昭和30年代に発表した『父子鷹』『おとこ鷹』は幕末ものの枠を越えてピカレスク・ロマンの傑作とも評されている。『遺臣伝』『枯草物語』『厚田日記』など著書多数。

関連書籍

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

子母沢寛
登録
文芸作品
登録

書籍の分類