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[特集]瀬戸内海 小さな島の大きな宝〈「瀬戸内国際芸術祭」開催中!〉

芸術新潮 2010年9月号

(毎月25日発売)

1,466円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2010/08/25

発売日 2010/08/25
JANコード 4910033050902
定価 1,466円(税込)

編集長から

瀬戸内海
小さな島の大きな宝
 この夏、瀬戸内海はアート巡礼の地と化しています。10月31日まで開催される「瀬戸内国際芸術祭2010」は、直島をはじめとする7つの島と高松港周辺が舞台の広域イベントですが、せっかく出かけるなら、現代美術を駆け足で見てまわるだけではもったいない。そもそもこの内海に浮かぶ島々は、歴史、文化、宗教など、さまざまな「宝」を秘めた、まさに宝島だからです。今月号の特集では、作家の梨木香歩さんが淡路島の風土に国生み神話の面影を重ね合わせ、写真家の石川直樹さんは「しまなみ海道」で中世・村上水軍の夢の跡を辿ります。お遍路姿で小豆島の山岳霊場をスケッチ旅行したのは絵描きの飯野和好さん、美術史家・山下裕二さんは厳島を舞台とする清盛と秀吉の巨大建築合戦を紹介。もちろん国際芸術祭の見どころガイド&マップも忘れてはいませんし、さらに平松洋子さんによる「おいしいもの」探索記も、島めぐりの強い味方となるでしょう。

芸術新潮編集長 米谷一志

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芸術新潮とは?

「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。