【大特集】浮世絵vs.世界のエロス 春画ワールドカップ
編集長から
浮世絵vs.世界のエロス
春画ワールドカップ
春画ワールドカップ
日本では未だ開催がはばかられるのに、来年、かの大英博物館が盛大なる春画展を決行するという。かように海外で本国以上に注目を集める春画だが、では逆に、広い世界を見渡せば他にどんな性表現があるのか? われらが浮世絵春画の実力度を確かめるべく、今月はファイナリスト7チームを小誌が勝手に選出し、春画ワールドカップを堂々誌上開催。歌麿率いる無敵チン隊・日本に対し、一見淡白なプレーながら陰陽道で裏を衝く中国、驚異のフィジカルを誇るインド、宮廷風ポーカーフェイスでもやることはやるトルコ、ホームは冥界のペルー、まさに神業!古代ギリシャ・ローマ、そして欧州連合は愛欲のファンタジスタ揃い。磨き抜かれた性の芸術点と技術点の競い合い、これはもう目が離せません。
目が離せないといえば、上野の博物館で開催中の「北京故宮博物院200選」展。小特集ではそこからさらに絶対見るべき10件を厳選し、見どころをガイドします。
目が離せないといえば、上野の博物館で開催中の「北京故宮博物院200選」展。小特集ではそこからさらに絶対見るべき10件を厳選し、見どころをガイドします。
芸術新潮編集長 米谷一志
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「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。