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【特集】浮世絵新入門 肉筆浮世絵の極み

芸術新潮 2020年6月号

(毎月25日発売)

1,500円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2020/05/25

発売日 2020/05/25
JANコード 4910033050605
定価 1,500円(税込)
6月号の「今月のプレゼント」は都合により休止します。
●目 次

【特集】浮世絵新入門
肉筆浮世絵の極み


[Q&A歴史篇]
浮世絵をもっと楽しむための基礎知識

[Q&A鑑賞篇]
肉筆浮世絵はここを見よう
答える人 樋口一貴

肉筆浮世絵はどう売られてきたか
文 藤田一人

「鏡の中の美人」を読む
文 樋口一貴

修理でわかった“裏話”
談 廣海伸彦

肉筆浮世絵ベスト10
選 樋口一貴

模写して探る、絵師の技
談 向井大祐

展覧会案内



◆ Art News exhibition ◆

神田日勝
試行し続けた“農民画家”
文 池上英洋

民画・ミーツ・ウエスト
江戸の庶民が触れた「異国」

◆ Art News report ◆

緊急寄稿シリーズ
新型コロナウイルスと美術の現場
三潴末雄 川瀬佑介 高橋薫 高橋明也 原田マハ

GLOBAL NEWS SPECIAL
コロナvsアート
世界篇

◆ 短期集中連載 ◆

諏訪敦のオレたち静物画探検隊〈1〉
静物ヲ並ベル



◆ Regular Features ◆

◇ 巻頭 ◇

御贔屓 御馳走帖〈6〉
選・文 森川裕之

Goods & Shop

時と光の美術館〈38〉
テンデンス

◇ 連載 ◇

新連載
図書館を建てる、図書館で暮らす〈1〉
〈森の図書館〉へようこそ
文 橋本麻里

海外アートStudy最前線〈54〉
文 前橋重二

定形外郵便〈71〉
文 堀江敏幸

あの人と食器棚〈5〉特別編
伊藤まさこ

千住博の往復書簡〈23〉
宛先 高橋明也様

千 宗屋の飲みたい茶碗、点てたい茶碗〈68〉

◇ PICK UP ◇

movie 野崎歓
book 諏訪敦
recommend 編集部のおすすめ!
藤田一人の展声人語〈8〉 最終回
exhibition 全国展覧会情報

次号予告

▼芸術新潮特別企画

“現代の印象派”
ギィ・デサップが描く
フランスの郷愁

夢幻の世界へと誘う
吉村誠司の“意思”ある日本画

Gallery's Plaza

「原田マハ、美のパイオニアに会いに行く」、「REVIEW 編集部の展覧会見て歩き」は今月休載します。

最新号PICK UP

満を持しての肉筆ざんまい!

Image
葛飾北斎の初公開作品のアップ。袖口から覗く襦袢は、折り皺ごとに濃淡を変える芸の細かさ。
《合鏡美人図》 部分 文化7~文政3年(1810~20)頃 個人蔵

 これまで小誌では、「肉筆春画」の特集はしたものの、「肉筆浮世絵」全般に広く光をあてるのは今回が初めてです。

 じつはかつて、このジャンルがタブーとされた時代がありました。1934(昭和9)年に肉筆浮世絵の大掛かりな贋作事件が世を騒がせ、以来、戦後もしばらくは「肉筆浮世絵には手を出すな」という偏見が残ったのです。

 さすがに近年はそんなアンタッチャブル扱いもなくなりましたが、浮世絵=版画と思い込んでいる人は、まだまだ多いのではないでしょうか。

 しかし、版画が絵師・彫師・摺師の共同作業による量産品なのに対し、肉筆は基本的にオーダーメイドの一点もので、絵師が自らの力を存分にそそぎこんだ贅沢品でしたから、「浮世絵の精華は肉筆にあり」と言うこともできるのです。

 というわけで今月は、初公開となる北斎の超絶美人画を筆頭に、春章、歌麿らが腕を競った逸品の数々を、新たに撮り下ろした超どアップの部分図も含めてご紹介。もちろん春画も堪能いただけますし、浮世絵市場が贋作事件の痛手からいかに回復したかを跡付ける読み物もあり。

 さあ、肉筆浮世絵のプレミアムな世界に、どっぷりひたっていただきましょう!

この号の誌面

編集長から

初公開! 北斎の超絶美人画

 今月号の表紙を飾るのは、初公開となる北斎の美人画だ。浮世絵=版画というイメージが強いが、じつは、金も技もたっぷりつぎ込んだ1点ものの肉筆にくひつ浮世絵こそ、ワンランク上を目指す絵師たちの勝負所。新出の北斎作品も肉筆で、誌面ではその細部にズームイン。髪の生え際の繊細な描写や着物の透け感など、ナマの筆使いでしか表現できない超絶技巧が見て取れる。最近の研究で判明したのは、美人画の雄として知られる勝川春章かつかわしゅんしょうが裏彩色による視覚的効果を狙っていたこと。ほか、浮世絵の祖と称される菱川師宣ひしかわもろのぶ、月岡雪鼎せっていや鳥居清長きよなが長文斎栄之ちょうぶんさいえいし喜多川歌麿――希代の絵師たちがここぞとばかりに腕を振るった風俗画や美人画、春画の絶品までをたっぷりご堪能いただきたい。肉筆を楽しむコツもQ&Aでご案内する。
 また今月号では、コロナ禍に見舞われた美術業界の実情を緊急レポート。国内の美術館の館長や学芸員などの寄稿、さらに海外の状況もお伝えする。

芸術新潮編集長 吉田晃子

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「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。

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