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【特集】現地を体感! 保存版
いつか行ける日のために とてつもない絵

芸術新潮 2020年8月号

(毎月25日発売)

1,500円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2020/07/22

発売日 2020/07/22
JANコード 4910033050803
定価 1,500円(税込)
●目 次

【特集】現地を体感! 保存版
いつか行ける日のために とてつもない絵


編集部特選
現地で体感したい“とてつもない絵”

[中世編]

全長140メートル!の終末の幻想
超巨大タピスリー《アンジェの黙示録》

クレムリンの聖堂にそそり立つ
イコン壁画群の壮麗

病魔退散の祈りが生んだ最強の宗教画!?
グリューネヴァルト《イーゼンハイム祭壇画》

[イタリア編]

フラ・アンジェリコがいっぱい!
修道院を満たす典雅なフレスコ画たち

イタリア初期ルネサンスの粋を極めた
ピエロ・デッラ・フランチェスカ《聖十字架伝説》

炸裂するヴェネツィア流イリュージョニズム
ティツィアーノ《聖母被昇天》

「マタイ3部作」で衝撃デビュー
ローマでカラヴァッジョを巡礼する

[近代編]

ロココとモダンの間で
ゴヤ絶頂期の天上的天井画

自然光に抱かれた筆触の万華鏡
モネ集大成の360度《睡蓮》

絵と光と建築の華麗なハーモニー
マティスの礼拝堂

新生イスラエルに捧げた
シャガールのステンドグラスの華やぎ

バンクシーが手がけた
世界一眺めの悪いホテル

美の旅の達人対談
原田マハ×宮下規久朗
人生を変えたアートの旅


旅の理由アラカルト 
01 「門外不出」の名画に会いに行く
02 アーティストの家を訪ねる



◆ Art News interview ◆

日刊コロナアート
横尾忠則への筆談インタビュー

◆ Art News report ◆

緊急寄稿シリーズ 第3弾
新型コロナウイルスと美術の現場
李禹煥 藤本聡 開永一郎 池上英洋 原田マハ

◆ Art News memories ◆

さよならLIXILギャラリー
40年、977展のつくりかた

◆ 短期集中連載 ◆

諏訪敦の
オレたち静物画探検隊〈3〉最終回
静物ヲ描ク

◆ Review ◆

「雲巻雲舒―現代中国美術展・紙」
佐藤允/オラファー・エリアソン
「ドローイングの可能性」展

◆ Global News ◆

  • Dungeness デレク・ジャーマン邸「プロスペクト・コテージ」保存
  • Firenze「トマス・サラセーノ 大気」展
  • Berlin「カタリーナ・グロッセ それは私たちではなかった」展
  • Paris「オットー・フロイントリッヒ 抽象の啓示」展



◆ Regular Features ◆

◇ 巻頭 ◇

御贔屓 御馳走帖〈8〉
選・文 森川裕之

Goods & Shop

時と光の美術館〈40〉
ショーメ

◇ 連載 ◇

図書館を建てる、図書館で暮らす〈3〉
本と暮らす日々
――魔窟のできるまで
文 山本貴光

海外アートStudy最前線〈56〉
文 前橋重二

定形外郵便〈73〉
文 堀江敏幸

あの人と食器棚〈7〉
伊藤まさこ
北欧雑貨店バイヤー おさだゆかり

千住博の往復書簡〈25〉
宛先 布施英利様

千 宗屋の飲みたい茶碗、点てたい茶碗〈70〉

◇ PICK UP ◇

movie 野崎歓
book 諏訪敦
recommend 編集部のおすすめ!
ぐるぐるキョロキョロ展覧会記 小田原のどか〈2〉
exhibition 全国展覧会情報

次号予告

Gallery's Plaza
ART CAFÉ

「原田マハ、美のパイオニアに会いに行く」は今月休載します。

最新号PICK UP

こんなときだからこそ
“とてつもない絵”で、現地を思う

Image
ピエロ・デッラ・フランチェスカ渾身の《聖十字架伝説》。サン・フランチェスコ聖堂の後陣中央の主礼拝所の壁三方に描いた。フィレンツェから電車で1時間ほどの街アレッツォにて。
撮影:野中昭夫(新潮社)

今号は、創刊から70年という「芸術新潮」の長い歴史の中でも、おそらくトップクラスの豪華な特集となりました。

たとえば、フラ・アンジェリコ、ピエロ・デッラ・フランチェスカ、ティツィアーノ、カラヴァッジョといったイタリア最高峰の画家たちが、各地の聖堂や修道院に描いた畢生の大作がずらりと誌面に並んでいます。さらには、モネの360度ぐるりの《睡蓮》部屋に、マティスの「全生涯の仕事の到達点」という礼拝堂、あのバンクシーが手がけたホテル等々、すごい作品が目白押しです。

新型コロナウイルスの影響で、残念ながら、私たちはまだ当分は海外に行くことは難しいようです。そんな中で、「芸術新潮」編集部では、旅の特集を組むことにしました。いつかまた行ける日のための保存版として、そして誌面上で現地を感じて楽しんでいただくために――。そこで私たちがフォーカスしたのが、“とてつもない絵”なのです。

誌面上の旅ならではの特権として、時代も場所も一気に飛び超えた、とびきり豪華な特集を、お部屋の中でじっくりとご堪能いただければ幸いです。

この号の誌面

編集長から

門外不出の傑作をいつか現地で見たい

 フラ・アンジェリコのフレスコ画にカラヴァッジョの祭壇画、シャガールによるステンドグラスなどなど、移動が不可能な作品は、現地に行かなければ見ることができない。物理的に輸送可能であっても、来日が望めない作品だってある。たとえばウィーン美術史美術館が所蔵するブリューゲルの作品群。国の至宝であるこれらが貸し出される可能性は、皆無にちかいだろう。そんな傑作の数々を実際に見てみたいと思っても、今はコロナ禍で海外へ行くことがままならない。そこで今月号では、イタリア、フランス、スペイン、ロシア……欧州を中心に門外不出のとてつもない絵をご紹介。誌面で現地を体感し、いつか行ける日への期待を高めてほしい。
 また、原田マハ氏と宮下規久朗氏がアートをめぐる旅の楽しさを語り合う。ロシア特有のびっしり展示スタイルの原点や、薄暗い教会の中だからこそ伝わってくる作品の臨場感など、その地を訪ねることで得られる感動や発見に共感!

芸術新潮編集長 吉田晃子

バックナンバー

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芸術新潮とは?

「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。