天皇ご一家の「生活費」を盗んでクビに……
祖母が語った「宮内庁職員(25)」の育ち方
週刊新潮 2025年5月15日夏端月増大号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/05/08 |
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JANコード | 4910203130557 |
定価 | 特別定価560円(税込) |
祖母が語った「宮内庁職員(25)」の育ち方
▼何の反省もなく祖母についた嘘
▼推しのアイドルにくすねたお金を?
▼天皇陛下が使われるシャンプーも補充する仕事
▼愛子さまと花火をする写真も
首相になりたい「玉木」国民民主党代表が今、考えていること
▼元NHK「牛田茉友」アナを直撃
▼つきまとう「みんなの党」の亡霊
コメ高騰のウラに潜む「深刻な肥料問題」
オーストラリアで極秘に進められたオウム「核武装化計画」
「ADHD」の真実
認知症対策になる野菜の摂り方「新常識」
▼片山右京がスポンサー料を使い込んで会社の代表を解任された
▼フジテレビ 清水社長が社内説明会で漏らした“あり得ない同情論”
▼旧事務所は激怒、新事務所は狼狽…… 比嘉愛未“移籍騒動”の顛末
▼八潮陥没事故 運転手遺体発見なのに実名も顔も報じられない事情
▼活動休止「広末涼子」が出演予定だった大ヒット映画に“不吉な噂”
▼ソウルは東京の3倍なぜ?
▼市長のイス狙う中国人男性
▼中日“晒し台”投手が……
▼日テレ「安村アナ」医学部へ ほか
元ラッパーを増長させた「母親」と「高1時代の事件」……
「八代目 尾上菊五郎」襲名披露舞台の陰で内紛勃発
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/室田伊緒
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト マルシア 歌手・女優
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/牧村 僚
▼Bookwormの読書万巻/施 光恒
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
天皇ご一家の「生活費」を盗んでクビに……
祖母が語った「宮内庁職員(25)」の育ち方
宮内庁職員が天皇ご一家の生活費である内廷費を窃取した前代未聞の事件。同庁は事件の矮小化に躍起で問題職員の性別すら明かさないが、本誌は独自に職員を特定し、その祖母に話を聞いた。彼女が沈鬱な表情で語った、孫の人生と天皇ご一家との特別な関わりとは。
参院選はお粗末な「候補者」でも議席4倍増
首相になりたい「玉木」国民民主党代表が今、考えていること
今夏の参議院選挙で、与党が「過半数割れ」の危機に瀕するなか、躍進が確実視される国民民主党。人気の高まりを受け、永田町では同党の玉木雄一郎代表(56)が首相に担がれるという見立ても。しかし、その一方で、肝心の候補者擁立の内幕をのぞいてみると──。
ベストセラー『スマホ脳』の著者が解き明かす
「ADHD」の真実
落ち着きがなく指示通りに動けない。社会では困り者扱いされるADHD(注意欠如・多動症)が増えている。世界的ベストセラー『スマホ脳』の著者で精神科医のアンデシュ・ハンセン氏が今回『多動脳』(新潮新書)の翻訳出版にあたり、この“病”の真実に迫る。
日本人を悩ます“100グラムの差”
認知症対策になる野菜の摂り方「新常識」
野菜は身体にいい。誰もが知っている常識である。だが足りない。日本人は、その野菜の摂取量が圧倒的に不足しているのだ。認知症対策にもなるという野菜を食べる量をいかにして増やすか。食べ方のコツから意外な調理法まで、専門家が伝授する「野菜の新常識」。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。