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医師団を不安にさせた想定外の肺の水 「天皇陛下」はご存じない術後不良

週刊新潮 2012年3月22日号

(木曜日発売)

387円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2012/03/15

発売日 2012/03/15
JANコード 4910203140327
定価 387円(税込)

医師団を不安にさせた想定外の肺の水
「天皇陛下」はご存じない術後不良
――大震災一周年追悼式典の天皇陛下のご様子を見て、安堵した国民も少なくなかったに違いない。しかし、術後の過程は決して順調ではなかった。特に医師団を心配させたのは……。

大人の健康講座 「病」に倒れる生き方
▼人生道半ば60代までに若年性「認知症」になる人の習慣
▼「早すぎた」が通夜の合言葉になる40~50代「突然死の方程式」
▼「サプリメント代」が月3000円を超える健康マニアを待つ死神
▼医者でなくても判定可能「食道癌リスク30倍」の顔面サイン
▼「一年中ダイエット」で腹筋が割れたら罹りやすい怖い病気
▼遺された妻子が世間に顔向けできない「腹上死」3大条件
▼「休日出勤」「徹夜残業」は身体にどれほどダメージか
▼大腿骨骨折で寝たきり老人という「特急チケット」の買い方

すでに勝負はついている! 小沢グループも自民党も「反対」はポーズだけ! 
「消費税」は野田総理の勝ち!

客足激減で今なら貸し切り!
日本人の病を治した「高ベクレル温泉」!

【ワイド】春と修羅
(1)「松山ケンイチ」が「杉村太蔵」と重なって「平清盛」ワースト3
(2)今も自主トレ中という「ゴジラ松井」がユニフォームを脱ぐか
(3)40度ウォッカが心の友「山口美江」孤独死は2匹の犬に看取られた
(4)「高木守道」中日新監督に囁かれているボケと天然ボケの境界線
(5)チャンピオンベルトを巻いても「曙太郎」はパチンコ営業中
(6)「高橋英樹」愛娘の彼氏がヤフーNo.2に上りつめてお惚気
(7)離婚を語らない宇宙飛行士「山崎直子」饒舌なる元夫の生業
(8)逮捕の大物「金融ブローカー」のご自慢は元「君島一郎別荘」

年金を喰った蟻地獄「AIJ」!
浅川社長の急所を握った「女帝」の脚線美

【特別読物】誰も気づかず死んでいく 荒涼たる「孤独死」から尊厳の「自立死」へ
ジャーナリスト 矢部 武

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
明治めちゃくちゃ物語/野口武彦
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
なちゅラリズム/なちゅ
気になる一手/中原 誠・小川誠子
私の週間食卓日記/川村 光
文殊のストレッチ
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
アスクレピオスの愛人/林 真理子
村上海賊の娘/和田 竜
アニバーサリー/窪 美澄

黒い報告書/降籏 学

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス
▼インシデント/オーバーシーズ
▼スポーツ/タウン/エンターテインメント
▼マイオンリー 渡辺裕之
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 渡邊十絲子
▼スクリーン グレゴリー・スター

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・セピアの肖像
・優越感具現化カタログ
・中年弁当男子
・一の宮巡礼

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。