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「天皇陛下」憔悴のカルテ

週刊新潮 2012年4月5日号

(木曜日発売)

387円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2012/03/29

発売日 2012/03/29
JANコード 4910203110429
定価 387円(税込)

食欲不振と低蛋白血症 腎機能低下で利尿剤に効果なし
5分の御所散策で息切れ

「天皇陛下」憔悴のカルテ
――胸水2リットル超を穿刺によって抜いた「天皇陛下」の術後は、引き続き楽観を許さない状況にある。食は細く、階段の昇降や数分のお散歩にも身体が付いていかないというのだ。

「国立大学」が臨床着手に限定!
無認可でも画期的な最先端「がん治療」
▼数字が実証! 抗がん剤入り温水で内臓を直接ジャブジャブ洗う
▼免疫療法を革命的に変えた「がんペプチドワクチン」
▼「鉄キレート剤」が進行中の肝臓がんを劇的に止める
▼抗がん剤を充填した「ナノカプセル」はトロイの木馬

【特別読物】学習院初等科正門で迎えた600回の朝
「愛子さま」ご通学ウォッチングの結論
フリーライター 佐藤あさ子

読売新聞「ナベツネ主筆」独占手記
「朝日新聞」と「清武君」に告ぐ!

【ワイド】早咲き桜に春の嵐
(1)19歳年下と入籍したドリカム「吉田美和」が母になる!
(2)現役閣僚を一刀両断「田中真紀子」元外相の地元ワンマンショー
(3)16歳少女に完敗「しずちゃん」に必要な「心理的能力検査」
(4)離婚「青木さやか」にタクシー運転手が同情しなかった乗車マナー
(5)不満分子を迫撃砲で殺害という「金正恩」髪の毛一筋残さぬ粛清
(6)「羽鳥慎一」の相方濃厚でテレ朝の顔になる「夏目三久」
(7)「外国特派員協会」に黒魔術を掛けた「ゴールドマン・サックス」の怪人

奄美沖「漁船」転覆事故
「人喰いザメ」と格闘して生還した漂流者

スナックママもニートもいた「橋下市長」の「維新塾」開講

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
明治めちゃくちゃ物語/野口武彦
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
なちゅラリズム/なちゅ
気になる一手/中原 誠・小川誠子
私の週間食卓日記/愛川欽也
文殊のストレッチ
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
アスクレピオスの愛人/林 真理子
村上海賊の娘/和田 竜
アニバーサリー/窪 美澄

黒い報告書/深笛義也

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント
▼オーバーシーズ/エンターテインメント
▼マイオンリー 近藤 晋
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 大森 望
▼スポーツ
▼スクリーン 北川れい子
▼タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・セピアの肖像
・優越感具現化カタログ
・中年弁当男子
・一の宮巡礼

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。