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われら衆愚の選択

週刊新潮 2012年12月27日号

(木曜日発売)

特別定価408円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2012/12/19

発売日 2012/12/19
JANコード 4910203141225
定価 特別定価408円(税込)

われら衆愚の選択
▼安倍晋三 財務省が猛反対する「アベノミクス」副作用と閣僚名簿
▼麻生太郎 入閣確定で霞が関キャリアが読み耽る「ゴルゴ13」
▼野田総理 代表辞任ぐらいでは落選組が許さない政治家余生は針の筵
▼細野豪志 BGMは葬送行進曲という「民主党代表選」の最右翼
▼小沢一郎 手勢は枕を並べて討ち死にした「未来の党」に未来なし
▼太田昭宏 昔偉かった「浦島太郎」が戻って悩ましい処遇の迷案
▼渡辺喜美 テレビでは勝利宣言でも正直だった顔面のこわばり
▼田中真紀子 角栄墓前に報告する胸中は来夏の「参院選」出馬
▼松本 龍 中洲ホステス動員でも折れてしまった水平社の旗
▼藤村 修 自分と現職閣僚7人を撃ち落とした「落選ミサイル」
▼小宮山洋子 報道陣を寒空に4時間半立たせる前厚労相の気配り
▼小泉進次郎 移動距離8000キロ! 60人に恩を売って初入閣
▼小池百合子 臥薪嘗胆ヘアーの断髪式が総理を狙う出陣式

【グラビア編】
▼菅 直人 頭部十余針の「大怪我」同情票が惜敗率を押し上げた
▼仙谷由人 大敗で脂が抜けたように見える陰の総理よ! さらば
▼辻元清美 当選旅行のお勧めは「ピースボート」世界一周
▼山本太郎 まるでバカ騒ぎ「反原発カリスマ」の開票実況中継
▼石原慎太郎 維新の東京比例区が「猪瀬都知事」得票に及ばない屈辱
▼船田 元 主婦層を呼び戻した失楽園「畑恵」隠蔽作戦
▼金子恵美 小沢ガールズ全滅で赤絨毯のアイドルに当確
▼中川郁子 雪中の弔い合戦で遺影に語りかけていたこと

国政敗北で「日本維新の会」空中分解が始まった!
動き出した「橋下リコール」激化する「内部ゲヴァルト」

【ワイド】サンタはゴシップが好き!
(1)視聴率と一緒に壇ノ浦に沈んだ「松山ケンイチ」来年のお仕事
(2)元銀メダリスト「池谷幸雄」の子種を頂いた女流「官能小説家」
(3)女子大生の胸揉み10分でも不起訴ですむ「森本アナ」
(4)韓国刑務所移送で「許永中」の勝ち得た日本と違う待遇
(5)「荒川静香」解説トークに白旗という「伊藤みどり」の懊悩
(6)九州暴力団「工藤会」生き残り策は対警察YouTube作戦
(7)「美代子」のTシャツ自絞死で共犯者たちの明るい明日
(8)冬の女王「広瀬香美」ディナーショーなぜ客入りが絶不調?
(9)「米倉涼子」24%でも「武井咲」1桁常連でオスカーの明暗

「ほしのあき」「熊田曜子」「東原亜希」ペニーオークションだけじゃない
「不景気芸能人」ろくでもない小遣い稼ぎ一覧

【特別読物】
▼「岸信介」「安倍晋太郎」「安倍晋三」政治家三代の器
 政治ジャーナリスト 岩見隆夫
▼親は知らない日本人若者の中国「留学・就職」トンデモ事情
 ノンフィクション・ライター 安田峰俊
▼地獄の内戦! 自由シリア軍「兵士養成所」潜入記
 戦場カメラマン 岩重光義

睡眠障害2000万人 眠れぬ夜の「読む眠り薬」
▼「肥満」「糖尿」「動脈硬化」なぜ不眠が万病を招くのか
▼タクシー運転手で実証済! 不眠で減少「キラー細胞」が乳酸菌で復活
▼寝過ぎないことが大事だった最新「快眠」生活習慣
▼売り口上に騙されない「快眠グッズ」偽物と本物の見分け方

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
戦国武将のROE(交戦規則)/本郷和人
考えない葦/楡 周平
気になる一手/中原 誠・吉原由香里
私の週間食卓日記/ベリッシモ・フランチェスコ
文殊のストレッチ
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
水を抱く/石田衣良
村上海賊の娘/和田 竜
ライアー/大沢在昌

黒い報告書/村井和彦

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 渡邊十絲子
▼スクリーン グレゴリー・スター
▼ロビー/ビジネス
▼インシデント/オーバーシーズ
▼スポーツ/エンターテインメント
▼マイオンリー 家本賢太郎
▼タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・セピアの肖像
・優越感具現化カタログ
・マロンの中年男子厨房道場
・一の宮巡礼【最終回】

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。