空海でも救えず! 厳父は高野山の高僧、賢母は民生委員 「和歌山児童惨殺」引き籠りの殺人者を生んだ“家族の風景”
週刊新潮 2015年2月19日号
(木曜日発売)
発売日 | 2015/02/12 |
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JANコード | 4910203130250 |
定価 | 特別定価428円(税込) |
(2)「イスラム国」問題で総理攻撃「辻元清美」の元カレがムハンマド風刺画販売
(3)ベッドでマイクを握る「中森明菜」のDVDが痛々しい
(4)「スーパーニュース」降板! 打倒「ミヤネ屋」に燃える「安藤優子」
(5)大番頭の立件間近でひっそり地元行脚「小渕優子」新年会は全面中止
(6)まもなく審判開始「佐世保・同級生バラバラ少女A」を待つ2億円賠償交渉
(7)テレビで脳梗塞が判明! 42歳「さとう珠緒」意外に危ない「サウナ」後の飲酒
(8)また薬物逮捕! 「小向美奈子」を待ち受ける女子刑務所の24時間
(9)奥二重にアイテープを貼っていた「佳子さま」のダイエット法
(10)雌伏を続ける「天海祐希」が胸に秘める打倒「宮沢りえ」
(11)仕事激減「芦田愛菜」が再起をかけるNHKBSドラマ
(12)世界最年長66歳「現役バレリーナ」が教える健康法
(13)急ブレイクした女優「広瀬すず」実家「看板屋」の苦境
(14)「自民党はネオナチ」と指弾した共産党「池内沙織」のオツムの中
(15)イラクで尊敬の対象となっていた「元祖・人質事件」の「高遠菜穂子」
(16)「大塚家具」一族の内紛劇! 娘が社長復帰でもなお続く壮絶親子喧嘩
(17)安倍総理側近「加藤勝信」官房副長官が最も恐れるゴッドマザー
(18)カツラの下は金髪! 美人脳科学者「中野信子」はヘビメタ好き
(19)「DeNA」球界初の女性オーナーを悩ます中畑監督と球団社長の“一触即発”
(20)DVDバカ売れ「元NHK気象アドバイザー」43歳美熟女は肉食系
(21)クォーター是非論も出た“七之助”熱愛「トリンドル玲奈」の計算
「和歌山児童惨殺」引き籠りの殺人者を生んだ“家族の風景”
作家 楡 周平
▼往年の過激派とは隔世の感! 中核派「全学連」若者たちの本音
▼「退職金2000万円で一生食うに困らない」という「桐谷さん」の優待生活
▼意外な伏兵「デパート友の会」はリスクなしで超高利回り8.3%
▼再高騰で「東京五輪」までに1.5倍になるゴールド投資のリスク
▼年利2.5%で完売御礼「ソフトバンク社債」を買って良いものか?
「日教組」教研集会で発表された亡国の授業光景
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
もう一度ゼロからサイエンス/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
戦国武将のROE(交戦規則)/本郷和人
世界史を創ったビジネスモデル/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
PTに訊け! 「全身改造」/中野ジェームズ修一
反オカルト論/高橋昌一郎
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/松本 茂
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
▼マイオンリー 白羽ゆり/「2人の姉」
▼ロビー/韓国で何が飛び出すか「二階総務会長」“奔放”言行録
▼オーバーシーズ/大統領の“妨害”に迫ったアルゼンチン検察官」怪死事件
▼ビジネス/中央快速線にも「グリーン車」導入の損得勘定
▼マネー/投資初心者は“まず大型株から”の根拠
▼エンターテインメント/座って7万人を動かす「中島みゆき」の底力
▼スクリーン 北川れい子/『アメリカン・スナイパー』
▼スポーツ/アギーレ解任でも頬かぶり「サッカー協会」の独善体質
▼グルメ/シェフが仕留めたジビエ 六本木「ラ シャッス」
▼テレビジョン/人気者「カトパン」に退社説が流れたワケ
▼タウン/渋谷“立て籠り”活劇 「探偵サン」の華麗なる人脈
Bookwormの読書万巻/東 えりか
▼墓碑銘 ▼ガイド ▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
室町無頼/垣根涼介
犬の掟/佐々木譲
嘘 Love Lies/村山由佳
・昭和の「ブリキ玩具」鑑定団
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの健康ごはん塾
・水村山郭不動産
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。