幼い独演と野次と重箱の隅! 心に響かない安保法制「国会論議」の不毛地帯
週刊新潮 2015年6月11日号
(木曜日発売)
発売日 | 2015/06/04 |
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JANコード | 4910203120657 |
定価 | 407円(税込) |
心に響かない安保法制「国会論議」の不毛地帯
健康診断では見落とす「超早期がん」発見の特別検査ガイド」
▼たった5mlの血液で7種類のがんリスクを判定する「アミノ酸濃度」
▼完璧に胃がんを探し出せるのは「胃カメラ」か「バリウム」か
▼遺伝性「乳がん」「大腸がん」のリスクを計算する「DNA検査」のお値段
▼5年生存率わずか1%! 「すい臓がん」に10万円PETと職人エコー
▼一滴の尿の匂いで発見率96%は体長1ミリの線虫「C・エレガンス」
「彬子女王」が月刊誌に書かなかった母「信子妃」との相克
(2)「里見浩太朗」の妻が印籠を取り出して「水戸黄門」特番の大騒動
(3)「橋下ベイビーズ」大阪市議たちの乱痴気写真が流出した橋ロス症候群
(4)「食べものだけでガンが消えた」トンデモ本2冊目の女性料理研究家の罪
(5)「南野陽子」が涙目になった「銀座クラブママ」のお腹に夫の赤ちゃん
(6)「大川隆法」長女の卒業論文が母校「お茶大」から「盗用」と指弾された
不倫専門「弁護士事務所」の助言と警告
▼最寄駅で偶然会ったら警戒レベルを引き上げろ!
▼「基礎体温」を測り出したら赤信号
▼「2人のことを職場にばらす」に効果的な対処術
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
もう一度ゼロからサイエンス/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
戦国武将のROE(交戦規則)/本郷和人
世界史を創ったビジネスモデル/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
PTに訊け! 「全身改造」/中野ジェームズ修一
反オカルト論/高橋昌一郎
だんだん蜜味/壇蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/有馬稲子
管見妄語/藤原正彦
ほとけを旅する/上野 誠
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
▼ロビー/入省同期“3人連続”次官で軋まない財務省「出世階段」
▼オーバーシーズ/もうSFではない米軍「ターミネーター」計画の実態
▼ビジネス/株主総会を前に“公私混同”前社長を斬った「東急不動産」
▼マネー/「株価2万円台」まだ間に合う「銘柄」選び
▼スポーツ/初Vで天狗に? 美人ゴルファー「藤田光里」キャディ事件
▼テレビジョン/「天皇の料理番」を支える糟糠の「黒木華」
▼マイオンリー/進藤孝生「ラグビー」
▼エンターテインメント/最多300万枚出荷で噴出する「AKB48」ゴミ問題
▼スクリーン/グレゴリー・スター「グローリー―明日への行進―」
▼グルメ/朝日酒造が満を持して銀座に その名は「久保田」
▼タウン/NHK新人事の“華”「篠原朋子局長」は「冬のソナタ」仕掛け人
Bookwormの読書万巻/豊崎由美
▼墓碑銘 ▼ガイド ▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
室町無頼/垣根涼介
犬の掟/佐々木譲
嘘 Love Lies/村山由佳
・続・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの健康ごはん塾
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。