「御代替わり」7つの謎
▼誰がどう決めるのか!? 「元号」誕生の舞台裏
▼最初の秘儀は? 「新天皇」のドキュメント5・1
▼両陛下の「お引越し」ロードマップ
週刊新潮 2019年1月17日迎春増大号
(木曜日発売)
発売日 | 2019/01/09 |
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JANコード | 4910203130199 |
定価 | 特別定価448円(税込) |
▼最初の秘儀は? 「新天皇」のドキュメント5・1
▼両陛下の「お引越し」ロードマップ
▼どうなる「上皇家」の「お金」「職員」
▼「恩赦」で「重罪人も放免」の真偽
▼「ミッチー・ロス」で後追い辞職者が続出か
▼史上初「10連休」の落とし穴
東京医大裏口をガイドした「赤枝代議士」の言い分
「早稲田大学」vs.「慶應大学」入学するならどっち? 第2弾
「マイケル・ジャクソン」50年の孤独
(2)「貴乃花」が呪っても「長男優一」テレビ露出の編成役は「河野景子」
(3)ホステスのお尻でも壊せる「ハズキルーペ」の耐荷重“偽装”
(4)にわかに「帰化」情報が飛び交い始めた「白鵬」土俵外の取組表
(5)紅白「ウッチャン」アシストでもポカつづきの「広瀬すず」
(6)「福田淳一」前財務次官を救った「弁護士資格認定制度」
(7)ベガスに新婚旅行の「佳つ乃」お相手はあの「有名企業」御曹司
(8)14年ぶり「箱根路」の「東大生ランナー」人生つづら折り
(9)「NHK」困惑!? 朝ドラヒロイン「戸田恵梨香」に「ネトウヨの父」
低コストで9割の人に効果という「がん光免疫療法」
放置したから「元旦テロリスト」に化けたイカレ男の履歴書
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
冒険ゴルフ/倉本昌弘
誰の味方でもありません/古市憲寿
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
この素晴らしき世界/東野幸治
大家さんと僕/矢部太郎
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/楡 周平
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/「増税反対、入管法反対」で官邸を追われた「藤井聡」官房参与
▼ビジネス/波乱相場を乗り切って通年「7億円」儲けた「総資産27億」男
▼マイオンリー/かづきれいこ「生け花」
▼グルメ/西麻布に凱旋したミシュラン二つ星「日本料亭 和敬」
▼スポーツ/「菊池雄星」マリナーズ入団で気になる“英語力”と“勝ち星”
▼エンターテインメント/「藤原紀香」が舞台で挑む“10年後のサザエさん”の姿態
▼スクリーン/北川れい子『クリード 炎の宿敵』
▼タウン/月の裏側に「中国探査機」着陸で懸念される“領有権”問題
Bookwormの読書万巻/北村浩子
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼テレビジョン
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
湖の女たち/吉田修一
この気持ちもいつか忘れる/住野よる
黒い報告書/増田晶文
■■■ グラビア ■■■
・異邦人のグルメ【新連載】
・続・蒼穹から名建築
・野生動物こっけい生態図鑑
・優越感具現化カタログ
この号の中吊り
最新号PICK UP
「御代替わり」7つの謎
来るべき御代替わりにあたり、1カ月前の4月1日に新元号が発表されると決まった。天皇陛下は、憲政史上初めて生前退位されておよそ200年ぶりに上皇となられ、皇太子さまは新天皇に。さらに未曾有の10連休。新緑の季節に沸き起こる7つの謎を解き明かす。
「毎年口利きして、受かれば1000万円」「そんなに悪いことなの?」
東京医大裏口をガイドした「赤枝代議士」の言い分
東京医大の裏口入学に関して第三者委員会の報告書が公開され、政治家の関与が明らかとなった。名前が取り沙汰された赤枝恒雄元代議士(74)は、「毎年口利きして、受かれば1000万円」「そんなに悪いことなの?」と裏口をガイドした、その言い分を開陳する。
「羽生無冠」で乱世になった将棋界の悪い初夢
初夢は、その年の吉凶を占うもの。多くの棋士にとって、今年のそれはどちらに振れたのだろうか。覇者・羽生善治(48)が無冠となり、「乱世」に突入した将棋界。その背景にはある“地殻変動”があるが、新しい時代の棋界にとって、吉兆か、それとも……。
子供が欲しいCAに結婚詐欺した「東大教授」謝罪文
「末は博士か大臣か」などと云われたのも今は昔。大臣が醜聞と失言でしか存在感を示せなくなって久しい。他方、博士も大差はないようで……。将来を嘱望される若き「東大教授」の怜悧な観察眼を以てしても、欲望の果ての陥穽を見通すことはできなかった――。
オプジーボは不要になる?
低コストで9割の人に効果という「がん光免疫療法」
ライター 芹澤健介
治療が効いた割合を意味する「奏効率」は、なんと93%。あのオプチーボでさえ、約20%だ。安価で簡素な装置を用い、直接がん細胞を破壊するこのまったく新しい治療法は、米国で研究する日本人が開発する。早ければ来年にも日本と米国で実用化されるという。
永久保存版[FOCUS]さよなら平成
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。