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「猿之助」逮捕の裏の裏
事件のカギを握る母と子の愛憎劇

週刊新潮 2023年7月6日号

(木曜日発売)

460円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2023/06/29

発売日 2023/06/29
JANコード 4910203110733
定価 460円(税込)

「猿之助」逮捕の裏の裏
事件のカギを握る母と子の愛憎劇
▼父親の死には「殺人容疑」も視野 「警視庁vs.猿之助」法廷闘争の行方
お笑いの裏に“46年の暗闘”
さらば吉本「大崎洋」前会長 最後の告白

支持率急落でも「岸田総理」頬かむり
「マイナカード」まだまだ不都合な真実
▼「一体化」強行で招く「無資格保険証」100万件の恐怖
中国の“教本”は旧陸海軍『戦史叢書』!? ラバウル、ニューギニア、ガダルカナルにも進出
南太平洋を手に入れたい「習近平」が「日本軍」に学んだもの
作家 早瀬利之
【ワイド】乱
▼「プリゴジン」に暗殺指令 「ワグネル」反乱で「プーチン」の終局
▼「團十郎」公認「市川海老蔵」2万円写真集が詐欺で刑事告訴
▼総額4億8000万円寄付 「箕面市87歳」が明かした「我が人生と終活」

【テンポ】
▼「二階」が「維新」絡めて岸田に意趣返し
▼目論見が一致して「ABEMA」甲子園中継
▼「井岡」大麻成分検出にTBSの“反応”
▼漫才協会トップ「ナイツ塙」の貢献度

【MONEY】「光通信」子会社トップが夜のネオン街で反社と密接交際

モンゴル人の物語
百田尚樹

転移で「ステージ4」から4年 腫瘍は縮小したか拡大したか!?
『病院で死ぬということ』の「緩和ケア医」が選択した
「がん共存療法」1年の経過報告
▼自らの体で実体験! 副作用少なく高額でもない
▼抗がん剤効果なし「あとは死を待つだけ」のがん難民を見捨てていいのか
医師 山崎章郎

「長女が総裁を呪い殺した」 教団内に不穏な噂が……
ついに親族に開示「大川隆法」遺言書は「幸福の科学」をどこに導くのか

神戸「6歳男児虐待遺棄」「祖母監禁」子どもをハーネスで縛り犬扱い
ガスもない「6人生活保護一家」の凄絶光景

■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
テレビタレント、やってます。/中山秀征
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/TERU
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中優介
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
佐藤優の頂上対決 細谷敏幸 三越伊勢丹HD社長CEO
■■■ 小 説 ■■■
五葉のまつり今村翔吾
三島屋変調百物語十之続 猫の刻参り宮部みゆき
墓碑銘/牛尾治朗
■■■ グラビア ■■■
・産地直送「おうちごはん」
・優越感具現化カタログ
・記念日の晩餐
黒い報告書/花房観音
Bookwormの読書万巻吉田篤弘
▼結婚 ▼文殊のストレッチ ▼掲示板
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼スクリーン ▼テレビジョン ▼ガイド

この号の中吊り

最新号PICK UP

「猿之助」逮捕の裏の裏
事件のカギを握る母と子の愛憎劇

発生からひと月あまり。警視庁が母親への自殺幇助の容疑で猿之助を逮捕して新たな局面に突入した、梨園の名門「澤瀉屋」の一家心中騒動。寝たきりの父・段四郎への殺人容疑も囁かれる中、見えてきたのは母と猿之助の愛憎相半ばする歪な親子関係だった。

お笑いの裏に“46年の暗闘”
さらば吉本「大崎洋」前会長 最後の告白

お笑い芸人のトップに君臨するダウンタウンの松本人志(59)と浜田雅功(60)。その育ての親が、半世紀ちかく携わってきた「吉本興業」を退社する日を迎えた。栄光と挫折を繰り返し、芸能の世界を生き抜いた“吉本のドン”による「最後の告白」である。

支持率急落でも「岸田総理」頬かむり
「マイナカード」まだまだ不都合な真実

5×8センチの小さなプラスチック板の是非を巡って、日本中が大きく揺れている。保険証との一体化が強行される中、マイナカードに関するトラブルは広がる一方で、内閣の支持率も急落。事業の裏には、岸田総理が頬かむりする「不都合な真実」がまだ隠されていた。

転移で「ステージ4」から4年 腫瘍は縮小したか拡大したか!?
『病院で死ぬということ』の「緩和ケア医」が選択した「がん共存療法」1年の経過報告

かつて著書で現代医療に一石を投じた緩和ケア医・山崎ふみ氏(75)ががんに襲われた。「抗がん剤治療」一択しかないのか。思索を続けた氏が選択したのは「がん共存療法」。腫瘍の大きさに変化はあったのか。厳しくも温かい周囲の反応とは。一年間の経過報告である。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。