「高齢者」置き去り ついに自主返納運動まで始まった
「マイナカード」で岸田政権の断末魔
週刊新潮 2023年7月13日号
(木曜日発売)
発売日 | 2023/07/06 |
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JANコード | 4910203120732 |
定価 | 460円(税込) |
「マイナカード」で岸田政権の断末魔
「秋篠宮家」荒涼たる風景
「私も証人に……」実母が語った息子への思い
政治に翻弄された「安倍昭恵」という人生
“闘う政治”の原点 「安倍晋三」一張一弛の素顔
▼市川バラバラ殺人「母親を食べた」と供述した“霊媒師”志望の女
▼「公明党の重鎮都議」と「ソープのドン」のアヤシイ関係
▼「仁科亜季子」親子が語る「宮崎県で就労支援施設を始めた」理由
▼名物ビル取り壊し「第2六本木ヒルズ計画」
▼もらえそうだった退職金「裁判」でゼロに
▼「大谷翔平」本塁打競争出る出ないの心理戦
▼「神田愛花」「武田真一」元NHKアナ明暗
“読後破棄”政府内部文書が示す総務省「新次官」の傲岸不遜
「科学的に正しい10の新・食常識」
どうする「少子化問題」 三賢人が斬る
▼橘 玲 作家
▼宋 美玄 産婦人科医
■■■ コラム ■■■
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
テレビタレント、やってます。/中山秀征
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/八幡 暁
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中優介
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
佐藤優の頂上対決 小林一俊 コーセー代表取締役社長
■■■ 小 説 ■■■
五葉のまつり/今村翔吾
三島屋変調百物語十之続 猫の刻参り/宮部みゆき
墓碑銘/俳優 柳澤愼一
■■■ グラビア ■■■
・産地直送「おうちごはん」
・優越感具現化カタログ
・記念日の晩餐
▼結婚
▼掲示板
▼黒い報告書/岩井志麻子
▼Bookwormの読書万巻/金子鈴幸
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼文殊のストレッチ
▼スクリーン ▼テレビジョン ▼ガイド
この号の中吊り
最新号PICK UP
「高齢者」置き去り ついに自主返納運動まで始まった
「マイナカード」で岸田政権の断末魔
不信感が強まるばかりのマイナンバーカード問題で自主返納が相次いでいる。もっとも、信頼が失われるのも当然で、デジタルに適応できない高齢者は置き去りにし、当の大臣はカードの名称変更まで言い出す始末。マイナとともに政権も沈没しかねない状況なのだ。
寝耳に水の「小室圭さん」“配置換え” 虚偽で隠した「佳子さま」別居
「秋篠宮家」荒涼たる風景
令和の御代替わりから4年余り。先月には天皇皇后両陛下が即位後初の国際親善でインドネシアを公式訪問され、成功裡に終わったばかりである。が、その両陛下をお支えすべき皇嗣家では、いまだ種々の懸念が尽きることなく、先行きに暗雲が垂れ込めているという。
誤解だらけの「美肌」「薄毛」「痛風」「死亡率」……
「科学的に正しい10の新・食常識」
あの食材が良いらしい、これを食べると効くらしい。巷に溢れる「食の健康情報」。だが、そこには勘違いや思い込みが紛れ込んでいることも少なくない。これまでの食常識が実は全く逆だったりして……。食と栄養の専門家が解説する「科学的に正しい10の新・食常識」。
「マイナカード」より重大な“日本の難題”
どうする「少子化問題」 三賢人が斬る
連日のように報道され「マイナンバーカード」への不安は募るばかりだが、国の未来を左右するという点では、こちらも劣らぬ難題である。国は「異次元の少子化対策」を掲げるも、果たしてその旗印は信頼に足るものか。三賢人が三者三様の視点でこの問題を斬る。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。