福岡県遠賀郡海老津に生まれ、生後数ヶ月で八幡市折尾(現在の北九州市八幡西区折尾)に移る。生家は新聞販売店を営む。先祖は豊後大友家の家臣だったが薩摩侵入で肥後熊本に追われた(とは母の話)。中学生の頃から貸し本屋の山手樹一郎、吉川英治、颯手達治、大佛次郎等を乱読する。また、映画は邦画各社の作品ジャンルを問わずに見まくった。
高校二年の春休み、盲腸の手術をするも手術跡が化膿し、完治に半年以上かかり、一年の休学を余儀なくされる。
同学卒業。映画関係のアルバイトとして社会人をスタートする。やがてテレビCM製作の撮影助手となる。
スペインのバルセロナへ移住。YKKのファスナー工場で働き、その資金で闘牛の取材をはじめた。闘牛興行を追いかけ、スペイン各地を回る、妻と幼い長女を連れての旅の生活が続いた。
以降「ノンノ」「プレイボーイ日本版」「太陽」などの雑誌でカメラマン、ノンフィクション・ライターとして活躍し始める。
スペイン時代の仕事が結実した一冊、『闘牛』(平凡社カラー新書)を刊行。
『闘牛士エル・コルドベス 一九六九年の叛乱』(集英社)でドキュメント・ファイル大賞を受賞。
最後のノンフィクション作品『狂気に生き』(新潮社)を発表。
初めての小説作品『殺戮の夏コンドルは翔ぶ』(徳間書店)を発表。以降、多数の国際謀略小説、冒険小説、ミステリ小説を発表。
「鎌倉河岸」シリーズ、「吉原裏同心」シリーズ開始。