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トマス・ピンチョン全小説

推薦のことば

「トマス・ピンチョン全小説」がいよいよ刊行と聞きました。
僕は大学生のとき、夢中で『V.』や『49』を読みました。
あれから世界はだんだんとピンチョン化してきた気がしますが、今度はどんな世界が待っているのか――楽しみにしています。
池澤夏樹 (作家)
あなたがピンチョンを読まないならば、ピンチョンがあなたを読み続ける。
円城 塔 (作家)
ピンチョンの全小説がついに日本語で読める。
これ以上の文学的「事件」が過去にあっただろうか。
ぼくには記憶がないのだが。
困ることが一つある。
翻訳してもらいたい本がもう何ひとつ思い浮かばなくなってしまったのだ。
高橋源一郎 (作家)
混乱させられ、思いもよらない地平に引き上げられる。
ピンチョンを読むことは冒険だ。
山崎まどか (ライター)
ピンチョンがいれば21世紀は何とか乗り越えられる。気がします。
小宮健太郎 (オリオン書房・ルミネ店)
人間ヨーヨーことベニー・プロフェインにまた会えるのか! 
嬉しいなあ。
若島 正 (英米文学者)
ピンチョンの教え三種。
その一、想像力はどこまでも暴力的に駆動されてよい。
その二、歴史はとことんドタバタと駆動されてよい。
その三、知性はしかしながら極度に筋肉質でなければならない。
読者よ、肝に銘じよ。
古川日出男 (作家)
ピンチョンという巨人の肩にのって眺めてみると、世界ってとってもエキサイティング
豊崎由美 (書評家)
謎多き作家ピンチョンが、ついにその沈黙を破る。
必ず読み返され、読み解かれるべき全集となるはずだ。
嶺 浩子 (三省堂書店・神保町本店)
現代米文学に屹立する謎の作家、ピンチョンの全小説を日本語で読める! 涎が出そうだ。
星 真一 (紀伊國屋書店・梅田本店)

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