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第11回 新潮文庫ワタシの一行大賞

“新潮文庫ワタシの一行大賞”は、好きな一冊から、気になった一行を選び、その一行に関する「想い」や「エピソード」を記述する、新しいかたちの読書エッセイコンクールです。

選考委員

角田光代

角田光代カクタ・ミツヨ

1967(昭和42)年神奈川県生れ。早稲田大学第一文学部卒業。1990(平成2)年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。2005年『対岸の彼女』で直木賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2012年『紙の月』で柴田錬三郎賞、2014年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、2021(令和3)年『源氏物語』訳で読売文学賞を受賞。著書に『さがしもの』『くまちゃん』など多数。

選考委員

角田光代カクタ・ミツヨ

1967(昭和42)年神奈川県生れ。早稲田大学第一文学部卒業。1990(平成2)年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。2005年『対岸の彼女』で直木賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2012年『紙の月』で柴田錬三郎賞、2014年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、2021(令和3)年『源氏物語』訳で読売文学賞を受賞。著書に『さがしもの』『くまちゃん』など多数。

角田光代

角田光代さんからのメッセージ

たった一行で覚えている小説というのは、案外多い。
その一行をつぶやいただけで、涙腺がゆるむときもある。
そのうつくしさに、目を見はることも。
その一行というのは小説の心臓だ。
読み手がそれを口ずさむたび、それは力強く脈打ち、
小説全体にあたたかな血をゆきわたらせる。
心臓はひとつではない、読み手によっていくつもある。
いかようにも、小説は生き生きと立ち上がる。
それが小説のすごいところ。
あなたにとっての心臓は、どこですか。

選考委員 角田光代

第11回 ワタシの一行大賞 募集要項

概要 対象図書の中から、あなたの心に深く残った「一行」を選び、なぜその一行を選んだのかを100~400文字で書いてください。
住所・氏名・年齢・学校名・学年・電話番号、対象図書名と選んだ「一行」の掲載ページを別途必ず明記してください。
対象者 中・高校生の個人、または、団体の応募をお待ちしています。
対象図書 2023年「中学生に読んでほしい30冊」「高校生に読んでほしい50冊」「新潮文庫の100冊」選定作品
※「新潮文庫の100冊」選定作品は、「新潮文庫の100冊」ホームページにて2023年7月3日に発表します。
締切 2023年10月2日(当日消印有効)
発表 受賞作品は「」2024年1月号(2023年12月27日発売予定)と新潮社ホームページにて、発表時に全文を掲載します。
大賞作品は次年度の「中学生に読んでほしい30冊」「高校生に読んでほしい50冊」に掲載します。
賞品 大賞:1名、優秀賞・佳作:数名に、賞状と図書カードを贈呈。
宛先 郵便:〒162-8711 東京都新宿区矢来町71 新潮文庫ワタシの一行大賞係
Eメール:ichigyo@shinchosha.co.jp

※団体応募の場合は、作品総数を必ず未開封の状態で確認できる場所に明記してください。なお、応募原稿は返却いたしません。
※応募は何作でも受け付けますが、一書名についておひとりで複数のエッセイを応募することはできません。
※二次審査通過作品の発表時にホームページ上で氏名、学校名を掲載させて頂きます。ご了承ください。
※応募原稿に記入いただいた個人情報は、選考・結果の発表以外には許可なく使用いたしません。
※団体応募時には個々人の生徒の連絡先の記載は不要です。

過去の受賞作