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外交官、大陸浪人、関東軍将校、左翼学生。四兄弟の運命は。著者渾身の大河オデッセイ。

風の払暁―満州国演義一―

船戸与一/著

869円(税込)

本の仕様

発売日:2015/08/01

読み仮名 カゼノフツギョウマンシュウコクエンギ01
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-134320-4
C-CODE 0193
整理番号 ふ-25-10
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 869円

霊南坂の名家に生を受けた敷島四兄弟は、異なる道を歩んだ。奉天総領事館に勤務する外交官、太郎。満州で馬賊を率いる、次郎。関東軍の策謀に関わる陸軍少尉、三郎。左翼思想に共鳴する早大生、四郎。昭和三年六月、奉天近郊で張作霖が謀殺された。そして時代の激流は彼ら四人を呑みこんでゆく。「王道楽土」満州国を主舞台に、日本と戦争を描き切る、著者畢生(ひっせい)の大河オデッセイ。

著者プロフィール

船戸与一 フナド・ヨイチ

(1944-2015)山口県生れ。早稲田大学法学部卒業。1979(昭和54)年『非合法員』で小説家としてデビュー。1985年『山猫の夏』で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。1989(平成元)年『伝説なき地』で日本推理作家協会賞を受賞。1992年『砂のクロニクル』で山本周五郎賞を受賞。2000年『虹の谷の五月』で直木賞を受賞。2014年、ミステリー文学発展への貢献により、日本ミステリー文学大賞を受賞した。主な作品に『夜のオデッセイア』『猛き箱舟』『炎 流れる彼方』『蝦夷地別件』『龍神町龍神十三番地』『緋色の時代』『夢は荒れ地を』『河畔に標なく』『新・雨月 戊辰戦役朧夜話』「満州国演義」シリーズ全9巻などがある。

目次

慶応四年八月
風の払暁
第一章 燃えあがる大地
第二章 暗雲流れて
第三章 地を這いずる野火
第四章 夜の哭声
解説 馳星周

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