さよならの言い方なんて知らない。
693円(税込)
発売日:2019/08/28
- 文庫
- 電子書籍あり
物語は始まる。八月の青い、青い、空の下で。
あなたは架見崎の住民になる権利を得ました――。高校二年生の香屋歩の元に届いた奇妙な手紙。そこには初めて聞く街の名前が書かれていた。内容を訝しむ香屋だが、封筒には二年前に親友が最後に残したものと同じマークが。トーマが生きている? 手がかりを求め、指定されたマンションを訪れると……。戦争。領土。能力者。死と涙と隣り合わせの青春を描く「架見崎」シリーズ、開幕。
目次
プロローグ
第一話 あなたは架見崎の住人になる権利を得ました
第二話 映画とコーラとポップコーン
第三話 これまで何匹もの蟻を踏みつけてきた
第四話 他のどれよりも例外的な能力
第五話 口約束に実体はない
第六話 どれも死ぬ理由には足りない
エピローグ
第一話 あなたは架見崎の住人になる権利を得ました
第二話 映画とコーラとポップコーン
第三話 これまで何匹もの蟻を踏みつけてきた
第四話 他のどれよりも例外的な能力
第五話 口約束に実体はない
第六話 どれも死ぬ理由には足りない
エピローグ
書誌情報
読み仮名 | サヨナラノイイカタナンテシラナイ |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫nex |
装幀 | 越島はぐ/カバー装画、川谷康久(川谷デザイン)/カバーデザイン、川谷デザイン/フォーマットデザイン |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 336ページ |
ISBN | 978-4-10-180163-6 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | こ-60-11 |
ジャンル | キャラクター文芸、コミックス |
定価 | 693円 |
電子書籍 価格 | 649円 |
電子書籍 配信開始日 | 2019/09/06 |
著者プロフィール
河野裕
コウノ・ユタカ
1984(昭和59)年、徳島県生れ。兵庫県在住。2009(平成21)年、『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。2015年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。同作から始まる「階段島」シリーズは2019(令和元)年『きみの世界に、青が鳴る』で完結した。2022年、『君の名前の横顔』で「読者による文学賞」を受賞。著書に『昨日星を探した言い訳』、「架見崎」シリーズとして『さよならの言い方なんて知らない。』などがある。
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