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さよならの言い方なんて知らない。9

河野裕/著

781円(税込)

発売日:2024/07/29

  • 文庫
  • 電子書籍あり

架見崎の王、ユーリイ。ゲームの勝者に最も近いとされた彼の「生きる意味」とは?

賢者の円卓。通称「PORT」の頂点に君臨した男、ユーリイ。架見崎で最強のチームを率いた彼は、常に「王」だった。優雅で、強く、美しく。しかしまったく本心を見せない、謎の王様。ゲームの勝者に最も近いとされた彼は、心の奥底では何を求めていたのか。ユーリイの「生きる意味」とは? その過去を知るタリホーと対峙するとき、王の真実が明らかになる。孤独と自覚の青春劇、第9弾。

目次
プロローグ
第一話 僕は人間になりたい
第二話 2分の1のヒーロー、1000分の1の死因
第三話 フェアな選挙を始めよう
第四話 孤独な散歩を続けてきた
第五話 敵の発見と殲滅
エピローグ

書誌情報

読み仮名 サヨナラノイイカタナンテシラナイ09
シリーズ名 新潮文庫nex
装幀 越島はぐ/カバー装画、川谷康久(川谷デザイン)/カバーデザイン、川谷デザイン/フォーマットデザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 320ページ
ISBN 978-4-10-180289-3
C-CODE 0193
整理番号 こ-60-19
ジャンル 文学・評論
定価 781円
電子書籍 価格 781円
電子書籍 配信開始日 2024/07/29

著者プロフィール

河野裕

コウノ・ユタカ

1984(昭和59)年、徳島県生れ。兵庫県在住。2009(平成21)年、『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。2015年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。同作から始まる「階段島」シリーズは2019(令和元)年『きみの世界に、青が鳴る』で完結した。2022年、『君の名前の横顔』で「読者による文学賞」を受賞。著書に『昨日星を探した言い訳』、「架見崎」シリーズとして『さよならの言い方なんて知らない。』などがある。

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