井上ひさし全芝居 その二
5,500円(税込)
発売日:1984/06/01
- 書籍
一読三嘆、芝居の魅力。お客を乗せて、過去と現在、天国と地獄、生死の境、摩訶不思議の世界、はては宇宙の果てにまで連れてゆく力。それが芝居なのだ。
シェイクスピアの全作品37編を織りこんだ快作「天保十二年のシェイクスピア」。人違いから本人になりすました男が天国と地獄を巡る傑作「雨」。漂泊の説経聖と三味線弾きの女が語り明かす近親相姦絵巻物「日の浦姫物語」のほかに、底ぬけに面白い笑いの見本市的作品5編を収録する。
書誌情報
読み仮名 | イノウエヒサシゼンシバイ02 |
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発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 620ページ |
ISBN | 978-4-10-302316-6 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 戯曲・シナリオ、文学賞受賞作家 |
定価 | 5,500円 |
著者プロフィール
井上ひさし
イノウエ・ヒサシ
(1934-2010)山形県生れ。上智大学文学部卒業。浅草フランス座で文芸部進行係を務めた後、「ひょっこりひょうたん島」の台本を共同執筆する。以後『道元の冒険』(岸田戯曲賞、芸術選奨新人賞)、『手鎖心中』(直木賞)、『吉里吉里人』(読売文学賞、日本SF大賞)、『腹鼓記』、『不忠臣蔵』(吉川英治文学賞)、『シャンハイムーン』(谷崎潤一郎賞)、『東京セブンローズ』(菊池寛賞)、『太鼓たたいて笛ふいて』(毎日芸術賞、鶴屋南北戯曲賞)など戯曲、小説、エッセイ等に幅広く活躍した。2004(平成16)年に文化功労者、2009年には日本藝術院賞恩賜賞を受賞した。1984(昭和59)年に劇団「こまつ座」を結成し、座付き作者として自作の上演活動を行った。
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