好運の条件―生き抜くヒント!―
814円(税込)
発売日:2015/06/17
- 新書
- 電子書籍あり
運命か、努力か。「1%の好運」が人生を変える。
人は重々しく無口であるより軽いほうがいい。どんどんしゃべってお世辞を言い、時にはお酒に憂いを流す。よどんだ沼のように記憶を溜めこむよりは、サラサラ流れるように変化していくほうがいい。無常の風吹く世の中で、悩みと老いと病に追われながらも好運とともに生きるには――著者ならではの多彩な見聞に、軽妙なユーモアをたたえた「生き抜くヒント」集!
目次
好運の条件とは?
【人は軽きがよし】
お世辞の効用について
しょせん山猿なんだよな
二十歳すぎれば付焼刃
直る欠点、直らない欠点
「老いの水中花」を口遊み
沼より川の流れのように
しょせん山猿なんだよな
二十歳すぎれば付焼刃
直る欠点、直らない欠点
「老いの水中花」を口遊み
沼より川の流れのように
【忘憂の力】
せめて心のなぐさめに
ため息とつぶやきの背後には
ほそく長くという生き方
眠れぬ夜のために
ザンゲとサンゲの間に
酒はこれ「忘憂」の名あり
ため息とつぶやきの背後には
ほそく長くという生き方
眠れぬ夜のために
ザンゲとサンゲの間に
酒はこれ「忘憂」の名あり
【常識はうつろう】
血はドロドロが当り前
旨いものは体に悪い
電子機器が答えをだす時代
昨日の常識は今日の非常識
人間不信という現代病
旨いものは体に悪い
電子機器が答えをだす時代
昨日の常識は今日の非常識
人間不信という現代病
【私的養生の実技】
老いの効用について
風呂は人生の一大事
身を養うは我にあり
君は何を食べてきたか
体も性格も「なくて七癖」
人は時には見栄で命を失う
人それぞれの食事と眠り
風呂は人生の一大事
身を養うは我にあり
君は何を食べてきたか
体も性格も「なくて七癖」
人は時には見栄で命を失う
人それぞれの食事と眠り
【時代の風に吹かれて】
世の中、知らぬことばかり
君は蚊の音がきこえるか
言葉の文化遺産とは何か
熱狂の季節を過ぎて
老眼鏡を探しながら
変る時代を横目にみて
君は蚊の音がきこえるか
言葉の文化遺産とは何か
熱狂の季節を過ぎて
老眼鏡を探しながら
変る時代を横目にみて
【徒然なる真夜中に】
足を靴に合わせる精神
「苦髪楽爪」という言葉
いま「逝き方」を考える
孤独死と人間の絆について
よくがんばってるなあ
「苦髪楽爪」という言葉
いま「逝き方」を考える
孤独死と人間の絆について
よくがんばってるなあ
書誌情報
読み仮名 | コウウンノジョウケンイキヌクヒント |
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シリーズ名 | 新潮新書 |
雑誌から生まれた本 | 週刊新潮から生まれた本 |
発行形態 | 新書、電子書籍 |
判型 | 新潮新書 |
頁数 | 224ページ |
ISBN | 978-4-10-610623-1 |
C-CODE | 0210 |
整理番号 | 623 |
ジャンル | 文学賞受賞作家、倫理学・道徳、教育・自己啓発、趣味・実用 |
定価 | 814円 |
電子書籍 価格 | 660円 |
電子書籍 配信開始日 | 2015/12/11 |
著者プロフィール
五木寛之
イツキ・ヒロユキ
1932(昭和7)年、福岡県生れ。1947年に北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科に学ぶ。1966年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、1967年「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、1976年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。著書は『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風の王国』『風に吹かれて』『親鸞』『大河の一滴』『他力』『孤独のすすめ』『マサカの時代』『こころの散歩』『背進の思想』『捨てない生きかた』など多数。バック『かもめのジョナサン』など訳書もある。
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