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バカの国

百田尚樹/著

880円(税込)

発売日:2020/04/23

書誌情報

読み仮名 バカノクニ
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 255ページ
ISBN 978-4-10-610863-1
C-CODE 0236
整理番号 863
定価 880円
電子書籍 価格 880円
電子書籍 配信開始日 2020/04/23

おいおい日本、大丈夫か? パンデミックを受けての「怒りの長い長いまえがき」緊急収録!

バカが溢れている。何でもいちゃもんをつけて炎上させるクレーマー・バカ、SNSで自らの愚かさを世に知らしめる新手のバカ、常人には理解不能な真正のバカ。だが、笑ってばかりもいられない。血税を食い潰す役人、保身しか頭にない政治家、危機管理能力のない政府……バカは、いまやこの国の中枢まで侵食しつつあるのだ。ベストセラー作家がツッコミながらも警鐘を鳴らす、笑いと怒りの123篇!

目次
怒りの長い長いまえがき
第一章 クレーマー・バカ
1 何でもかんでもクレーム
2 「弱者のため」を装うクレーマー
3 そのクレームは誰のため?
第二章 やっぱりSNSはバカ発見器
1 自己顕示欲の化け物
2 暴走するスマホ
第三章 世にバカの種は尽きまじ
1 ただひたすら迷惑なバカ
2 プロ意識のないバカたち
3 理解不能なバカ
第四章 血税を食べるバカ
1 生活保護を悪用する人たち
2 税金を狙う人たち
第五章 公務員の楽園
1 役人と書いてバカと読む
2 モラルのないバカ
3 地方議員のバカ

担当編集者のひとこと

作家の勘

 この本で取り上げられている「バカ」は様々です。思わず笑ってしまうようなしょうもないバカ話も多く、それに対する百田さんのツッコミもユーモアに溢れているのが、また可笑しさを誘います。とはいえ、とても笑えない「バカ」もいます。保身しか頭にない政治家、危機管理能力のない政府、表面的な批判ばかり繰り返す野党やメディア……。
 本来、この本は5月に刊行される予定で作っていましたが、途中で急遽進行を前倒しし、4月23日に発売することになりました。というのも、まさに本を作っている最中に新型コロナウイルスの感染拡大が報道され始め、その様子を傍目で見ていた百田さんが、当初の原稿に大幅に加筆した「怒りの長い長いまえがき」を書いてくださったからです。それを少しでも早く世に問うため、異例の繰上げ刊行となりました。
 この未知の感染症について、百田さんはかなり早くから異例の事態であると感じ取り、警鐘を鳴らしていました。まだ多くの人が対岸の火事を眺めている感覚だった1月24日には、既に「日本は対応を誤ると甚大なダメージを被る」とツイート。ただ、当時は「何を大袈裟な」「煽りすぎだ」といった反応も多かったそうです。それからあれよあれよという間に感染は拡がりをみせ、私たちの生活や意識はすっかり変わらざるをえなくなりました。
 現象の本質を見抜く百田さんの「作家の勘」に驚嘆しつつ、今回ばかりはそれが当たってしまったことが残念でなりません。この国は、ここからどう変わっていくべきなのか。パンデミックが起こる前に作家のアンテナに引っ掛かった様々な違和感=バカたちの事例から、考えていくことができるのではと思っています。

2020/05/25

著者プロフィール

百田尚樹

ヒャクタ・ナオキ

1956(昭和31)年大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006年『永遠の0』で作家デビュー。『海賊とよばれた男』(第十回本屋大賞受賞)『モンスター』『大放言』『夏の騎士』『偽善者たちへ』など著書多数。

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