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宮本武蔵名場面集 第五集

吉川英治/原作 、徳川夢声/朗読

3,300円(税込)

発売日:2006/10/25

  • オーディオブック

武蔵は旅の途中で不思議な少年・伊織に出会う。その後、武蔵が繰り広げる闘いの数々……。第五集は「伊織の弟子入り」から「梅軒との死闘」まで。

目次
●DISCI 伊織の弟子入り 72:41
(1)通夜童子 (2)一指さす天 (3)土匪来 (4)征夷
武蔵は旅の途中で一人の少年に出会った。伊織である。親を亡くし一人で暮らすことになった伊織を武蔵は弟子にし、しばらくの間、剣を置きその村で暮らすことにした。そんな折、村に山賊が襲来した。武蔵は村人たちの先頭に立って戦う。「剣を持ってわしについて来い。皆の上には鎮守の神がついている」人々は武器を持って立ち上がった。
●DISCII 梅軒との死闘 72:41
【二天の巻】(1)撥 (2)魔の眷属 (3)八重垣紅葉
神楽を見物していた武蔵は、二本の撥が太鼓を叩くのを見て二刀流を思いついた。その武蔵を偶然にも遠くから見ていたのがお甲である。お甲は祇園藤次とはかり、宍戸梅軒に武蔵を襲わせる。鎖鎌を駆使する梅軒と武蔵の一騎打ちが始まった。梅軒の分銅は右、鎖は左……。武蔵は二刀流の奥義をそこに見、逆襲する。

書誌情報

読み仮名 ミヤモトムサシメイバメンシュウ05
シリーズ名 新潮CD
発行形態 オーディオブック
判型 [2CD]145分
ISBN 978-4-10-830188-7
C-CODE 0893
ジャンル 文芸作品
価格 3,300円

著者プロフィール

吉川英治

ヨシカワ・エイジ

(1892-1962)神奈川県生まれ。船具工、記者などさまざまな職業を経て作家活動に入る。国民文学作家と親しまれ、1960(昭和35)年文化勲章受章。『三国志』『宮本武蔵』『新・平家物語』『私本太平記』など、その著作は200を越える。

徳川夢声

トクガワ・ムセイ

(1894-1971)島根県益田生れ。本名福原駿雄。東京府立一中を卒業後、活動写真弁士となる。1915(大正4)年より“徳川夢声”を名乗る。独特のリアルな語り口で一世を風靡した。トーキーの時代を迎えると、漫談家、俳優、文筆家として活躍。1939(昭和14)年、ライフワークとなる吉川英治原作『宮本武蔵』を初めてラジオで朗読する。戦後は日本初のラジオのクイズ番組「話の泉」(NHK)への出演のほか、テレビにも進出。いくつものレギュラー番組を抱える。著作も次々と刊行され、当時では珍しいマルチタレントとして圧倒的な存在感を示した。1950年に第1回NHK放送文化賞、1955年には菊池寛賞を受賞。1957年紫綬褒章、1967年勲四等旭日小綬章受章。

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