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【春の歴史時代小説特集】本誌20年ぶりの古代中国巨編、開幕/宮城谷昌光

小説新潮 2019年4月号

(毎月22日発売)

980円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2019/03/22

発売日 2019/03/22
JANコード 4910047010497
価格 980円(税込)
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春の歴史時代小説特集

■目次
【春の歴史時代小説特集】
〈新連載〉
宮城谷昌光こうそんりょう
――栄華を誇った周王朝末期。王子稜はある密命を帯び、生まれ育った都を後にする――戦乱の世を駆け抜けた英傑を描く大河小説、ついに開幕

〈新連載〉
梶よう子/東都の藍
――武家に生まれながら、町絵師として一世を風靡した歌川広重。遺された浮世絵の陰に隠れ、これまで語られて来なかった男の素顔とは

◆今村翔吾/八本目の槍 七本槍 槍を捜す市松
――佐吉との最後の対面で市松は――圧巻のシリーズ完結!

植松三十里/船釘
――箱館を奪還せよ。幼馴染みの船鍛冶と侍は決死の行動にでる

◆木下昌輝/戀童れんどう夢幻 業の章 中編
――籠城戦の最中生じた疑念。梅若大夫は念友を信じ切れるか

志川節子/芽吹長屋仕合せ帖 旅立ちの日
――おえんは、生きている友松と会うことが叶わない現実に

◆三好昌子/百鬼遊行絵巻 嵐の段
――義政の命で、当たると評判の占者を光信が訪ねると――

矢野 隆/耕書堂モンパルナス 其ノ伍 十郎兵衛が壊れる
――能でも絵でも、ダメ出しをされ十郎兵衛は黙り込むばかり

諸田玲子/別れの季節 お鳥見女房ふたたび
――源太夫一家が小田原に戻ることに。だが次男の源次郎は…

【陽春特別企画】
◆安田理央/コンビニ&スーパーで楽しむ「千円ポッキリ飲み」のススメ 花見酒スペシャル
――酒とつまみ、合わせて千円。限られた予算で最高のパフォーマンスを! 呑兵衛たちのプライドを賭けた飲み会が今、始まる

【シリーズ「まなつ」最新作】
重松 清/十一番目の色
――タッくんのお迎えのため、定時でひきあげたいのだが――

【「しゃばけ」シリーズ】
畠中 恵/てんげんつう
――昨日も明日も人の心も自在に見通す男。その男の願いとは

小説新潮作家名鑑
◆木下昌輝
――大興奮! 満面の笑みも飛び出した、講談観劇のある一日

【バラエティコラム】
〈あのとき聞いた音楽〉黒田 有
〈マイルーティーン〉十日草輔
〈わたしの愛用品〉姫野 桂
【連載エッセイ・インタビュー】
阿刀田高/谷崎潤一郎を知っていますか
◆岩井勇気/僕の人生には事件が起きない
川上和人/オニソロジスト嘘つかない
酒井順子/処女の道程
佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
中野 翠/コラムニストになりたかった
ペリー荻野/テレビの荒野を歩いた人たち 小林信彦の巻 後編
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈仕事・人生〉吉田大助
〈医療・介護〉東えりか
〈ホラー・ミステリ〉村上貴史
【好評連載小説】
赤川次郎/いもうと
朝井まかて/輪舞曲 ロンド
安部龍太郎/迷宮の月
彩瀬まる/サーカスの日
石田衣良/清く貧しく美しく 最終回
江上 剛/特命金融捜査官 清算
逢坂 剛/鏡影劇場
奥泉 光/死神の棋譜
熊谷達也/我は景祐
黒川博行/熔果
今野 敏/清明 隠蔽捜査8
貫井徳郎/邯鄲の島遥かなり
◆藤野恵美/サバイバーズ・ギルト
◆薬丸 岳/刑事弁護人
山本文緒/自転しながら公転する

第六回「新潮ミステリー大賞」募集要項
「日本ファンタジーノベル大賞2019」募集要項
次号予告/表紙画家のつぶやき

この号の誌面

編集長から

古代中国小説の泰斗 驚きと歓びの新連載

 本誌初登場は一九九一年八月号。初めて文字を創造した武丁を描く短編「沈黙の王」だった。以来、『晏子』『楽毅』などの長編小説を発表し、今や古代中国小説の泰斗となった宮城谷昌光氏。そんな氏の、本誌にとっては二十年ぶりの中国ものとなる連載「公孫龍」が、今月よりスタートする。
 舞台は戦国時代の周王室。突然燕国の人質となるよう命じられた王子は、商人に身を窶して北方へと旅立つが……。冒頭から物語が動き出す展開には、過去の宮城谷作品とは違った印象を受ける。その緊迫感とダイナミズムは、アレクサンドル・デュマを例えに挙げても的外れではあるまい。氏の愛読者は、驚きと新たな歓びを感じるはずだ。
「春の歴史時代小説特集」では本作のほか、歌川広重を描く梶よう子氏の新連載「東都の藍」。そして今村翔吾、植松三十里、木下昌輝、志川節子、三好昌子、矢野隆諸田玲子という、昨今の時代小説界を牽引する7氏が多彩な力作を寄せている。
小説新潮編集長 江木裕計

次号予告

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

小説新潮とは?

 小説新潮は戦後まもない一九四七年に創刊されました。以来、文学史に名をとどめる作家で、小説新潮に登場したことのない名前を探すほうが困難なほど、数多の文豪、巨匠、新進気鋭による名作、名シリーズが誌面を飾ってきました。

 時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。

 小説と並ぶ両輪が、エッセイと豊富な読物です。小説新潮では、毎号、ボリュームのある情報特集や作家特集を用意しています。読み応えは新書一冊分。誰かに教えたくなる情報が、きっとあります。

 目指すのは、大人の小説、大人の愉しみが、ぎっしり詰まった雑誌です。経験を重ね、人生の陰翳を知る読者だからこそ楽しめる小説、今だからこそ必要とされる情報を、ぎっしり詰め込んでいきたい。

 言葉を換えれば、「もうひとつの人生を体験する小説誌」。時には主人公たちの息遣いに寄り添い、またある時には人生の新たな側面を見つけるささやかなヒントになれば――そう願っています。
 ほんの少しかもしれませんが、小説新潮で毎月の生活がきっと変わるはずです。

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