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新潮新書

今月の編集長便り 毎月10日のメルマガで配信さている「編集長から」を「今月の編集長便り」として再録しました。こんなことを考えながら日々仕事しています。

19回目の創刊記念ラインナップ

 新年度が始まりました。ちょうど一年前、マスクのせいで新入社員の顔が覚えられないという話をしましたが、社内で新人研修にいそしむ彼ら彼女らの顔はいまだマスクに隠れ、ほとんど表情が窺えません。ここ3年、見慣れた光景とはいえ、顔と名前と属性が一致してようやく同僚の一人として認識されると考えたら、やはり残念な気がします。
2022/04

理想と現実のあいだで

 日本勢が史上最多のメダルを獲得した北京冬季オリンピックが終わった途端、世界のニュースはきな臭いものに一変。ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領は、核兵器の使用をチラつかせるにいたりました。戦後77年目を迎え、まさかとは思いたいところですが、追い詰められた専制者が暴発する可能性は、常にゼロではありません。
2022/03

混迷の時代へのヒント

 世界中でオミクロン株が猛威を振るうなか、大半の規制を撤廃したイギリスやデンマークをはじめ、コロナウィルスとの共存へと大きく舵を切る国が出始めています。ある程度の感染拡大を想定しながらも、規制一辺倒ではなく社会・経済活動を回して行こうとする考え方ですが、今後もし日本で同様のことをするとしたら、相当な政治決断が必要になりそうです。そしてその時、行政側として矢面に立つのが厚労省であるのは明らかでしょう。
2022/02

2022年の始まりに

 あけましておめでとうございます。今、この文章を書いているのは2021年12月24日のクリスマスイブ。毎年この時期、新聞は新年用の原稿、雑誌は合併号、テレビは特番、というように、メディアそれぞれに年末年始の休みを見込んで、にわかな忙しさに追われます。そして、もうすぐ印刷を終える頃合いの1月刊・新潮新書は以下の4点です。
2022/01