【ミステリ特集】真実の向こう側へ
今野 敏/櫻田智也/くわがきあゆ/青本雪平/伊与原新
小説新潮 2026年2月号
(毎月22日発売)
| 発売日 | 2026/01/22 |
|---|---|
| JANコード | 4912047010262 |
| 定価 | 1,000円(税込) |
【ミステリ特集】真実の向こう側へ
◆今野 敏/遠隔 隠蔽捜査外伝
──現場での捜査は部長の仕事ではない。それが歯がゆくて
◆櫻田智也/断指 J県警媛上署捜査係
──指なし死体の謎を追うのは、媛上署捜査係の名コンビ!
◆くわがきあゆ/リカちゃんハウスの女
──近所にある“やばい家”。どうしてあなたはそこで──
◆青本雪平/パノラマと考察
──夢を掴んだはずだった。それがいまやトランクの中……
◆伊与原新/ファースト・ライト
──八十六年前、函館で目撃された「流星台風」は果たして
【特選読み切り】
◆森バジル/投じる、櫛田
──上手くなりたい。その一心でワークショップに挑んだら
◆藍銅ツバメ/或る美丈夫の幽霊写真
──そこに写りこむ影がもたらすのは幸運か、それとも……
◆斉藤時々/ぼんやり名人の躍進
──社内の空気を不穏にする犯人は、ウォーターサーバーのボトル!?
【特別エッセイ】
◆斉藤時々/寒くて暖かいところ
──「女による女のためのR-18文学賞」受賞から半年。初めて踏んだ北の大地で見たものは
【シリーズ「しゃばけ」】
◆畠中 恵/みょうやく
──長崎屋に持ち込まれたのは不老不死の薬!? 江戸中を巻き込んだ大騒動に発展して……
【好評連載第二回】
◆垣谷美雨/酷暑避難民たちの方舟
──元妻の熱中症をきっかけに、北への引っ越しを考え始めるが
【バラエティコラム】
〈もういちど会いたい〉伏尾美紀
〈わたしの東京〉兵藤るり
【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆彬子女王×池辺 葵/赤と青のガウン
◆ガク(真空ジェシカ)/饅頭以外ぜんぶこわい 最終回
◆こうの史代/かぐやサン
◆西原理恵子/ねこいぬ漫画かき
◆向坂くじら/質問の教室
◆東村アキコ/おんな追分
◆平松洋子/昆布と大阪
◆群ようこ/じじばばは生きている
◆山脇りこ/ソロソロ、ひとり 私のためのひとりじかん
◆本の森──新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈仕事・人生〉吉田大助
〈SF・ファンタジー〉北村浩子
〈医療・介護〉杉江松恋
【好評連載小説】
◆あさのあつこ/シクヌノ
◆奥田英朗/府中某重大事件
◆君嶋彼方/不詳の息子
◆小池真理子/ソリチュード
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/掌中小説 まぼろしの天子
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編集長から
警察小説、その醍醐味
二月号はミステリ特集。二〇二五年のミステリランキングを総なめにした櫻田智也さんの『失われた貌』、そのスピンオフ短編「断指」を掲載します。同書でおなじみ、J県警媛上署の日野捜査係長と入江巡査部長のコンビが挑むのは、指のない変死体。事実を一つ一つ積み上げ、真相に迫っていくくだりは警察捜査小説の醍醐味を存分に味わえます。そして、警察といえば忘れちゃいけない隠蔽捜査シリーズ。今野敏さんの短編「遠隔」は、立場ゆえにおいそれと捜査本部に顔を出せなくなった竜崎の煩悶を描きます。シリーズ第一巻では警察庁の総務課長だった竜崎も、今や神奈川県警の刑事部長に。これからの日野係長と入江巡査部長の活躍にも、大いに期待しています。
昨年「女による女のためのR-18文学賞」を受賞した斉藤時々さんが、副賞の函館・青森旅行の紀行文を寄せてくれました。瑞々しくユーモアあふれる飄々とした文章、受賞第一作となる短編とあわせてどうぞ。
小説新潮編集長 西麻沙子
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バックナンバー
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雑誌から生まれた本
小説新潮とは?

小説新潮は戦後まもない一九四七年に創刊されました。以来、文学史に名をとどめる作家で、小説新潮に登場したことのない名前を探すほうが困難なほど、数多の文豪、巨匠、新進気鋭による名作、名シリーズが誌面を飾ってきました。
時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。
小説と並ぶ両輪が、エッセイと豊富な読物です。小説新潮では、毎号、ボリュームのある情報特集や作家特集を用意しています。読み応えは新書一冊分。誰かに教えたくなる情報が、きっとあります。
目指すのは、大人の小説、大人の愉しみが、ぎっしり詰まった雑誌です。経験を重ね、人生の陰翳を知る読者だからこそ楽しめる小説、今だからこそ必要とされる情報を、ぎっしり詰め込んでいきたい。
言葉を換えれば、「もうひとつの人生を体験する小説誌」。時には主人公たちの息遣いに寄り添い、またある時には人生の新たな側面を見つけるささやかなヒントになれば――そう願っています。
ほんの少しかもしれませんが、小説新潮で毎月の生活がきっと変わるはずです。
























































