【特集】家のなかで
角田光代/島本理生/村崎なつ生/石田夏穂
小説新潮 2026年9月号
(毎月22日発売)
| 発売日 | 2026/08/21 |
|---|---|
| JANコード | 4912047010965 |
| 定価 | 1,000円(税込) |
【特集】家のなかで
◆角田光代/小屋
──ものを壊せるバー──物騒な響きに、珠美香の心は揺れる
◆島本理生/猿を撃つ
──女二人で住む一軒家。そこに通う、猟師で料理人の男は
◆村崎なつ生/金魚の部屋
──誰よりも作品に向き合っている。それを確かめたいのに
◆石田夏穂/真夜中のフェアリー
──差し迫る一級建築士の試験。集中力が続かない奥村は
〈特別エッセイ〉
恥ずかし飯
──誰にも見せたくない、こっそり食べるあの一皿。個性あふれる書き手が紹介してくれました
◆万城目学
◆嶋津 輝
◆高野秀行
◆山口祐加
◆三浦哲哉
◆山本ゆり
◆澤田瞳子
【小特集】現場を知る人の医療小説II
◆柏井 壽/名残り鮎
──行きつけの割烹で、ベテラン歯科医が出会った人物は
◆愛野史香/背中を押す手
──薬剤師としての目標。でも恋人との間には溝が生まれて
◆小松亜由美/悔恨の棘
──法医解剖に回されてきた老人の遺体は何やら訳ありで
【新連載】
◆中山七里/天邪鬼の戯画 警視庁サイバー犯罪対策課
──社会を攪乱するフェイク動画。実行者たる悪鬼の目的とは、一体。戦慄のネオ捜査小説!
【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆彬子女王×池辺 葵/赤と青のガウン
◆こうの史代/かぐやサン
◆西原理恵子/ねこいぬ漫画かき
◆中前結花/東京にいてるんよ。
◆益田ミリ/今夜の感じ
◆群ようこ/じじばばは生きている
◆本の森──新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈歴史・時代〉田口幹人
〈ホラー・ミステリ〉村上貴史
〈恋愛・青春〉高頭佐和子
【好評連載小説】
◆奥田英朗/府中某重大事件
◆恩田 陸/追憶の五重奏
◆乃南アサ/大奪還! ゆりかご団地の隠しごと
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/掌中小説 地下の道
【バラエティコラム】
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉鈴木七月
〈あのとき聴いた音楽〉長瀬ほのか
次号予告
この号の誌面
編集長から
家のなかで起こるドラマ
人目を気にせず、すべてをさらけ出せる場所。それとも毎日どうにかたどり着き、少しだけ羽を休める住処。特集「家のなかで」は、角田光代さん、島本理生さんをはじめとする四人の書き手が、家という閉鎖空間、もしくは秘密基地で起こるドラマを生々しく描き出します。特別エッセイでは「恥ずかし飯」と題して、他人様にはとても見せられない家の中だけで食べる一皿を七名に紹介していただきました。驚いたのは、すべての「恥ずかし飯」がとってもおいしそうなこと! 澤田瞳子さんが深夜に食べる「崩壊」おにぎり、高野秀行さんの夜の焼きうどん、嶋津輝さんの「足の匂いの」チャーハン、山本ゆりさんの生ウィンナー、万城目学さんのバゲットサンド……自分と向き合い、自分の手で作るごはんは、どれも恥どころか誇らしげに輝いていました。
小特集は以前好評を博した「現場を知る人の医療小説II」。中山七里さんの新連載も必読です!
小説新潮編集長 西麻沙子
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バックナンバー
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雑誌から生まれた本
小説新潮とは?

小説新潮は戦後まもない一九四七年に創刊されました。以来、文学史に名をとどめる作家で、小説新潮に登場したことのない名前を探すほうが困難なほど、数多の文豪、巨匠、新進気鋭による名作、名シリーズが誌面を飾ってきました。
時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。
小説と並ぶ両輪が、エッセイと豊富な読物です。小説新潮では、毎号、ボリュームのある情報特集や作家特集を用意しています。読み応えは新書一冊分。誰かに教えたくなる情報が、きっとあります。
目指すのは、大人の小説、大人の愉しみが、ぎっしり詰まった雑誌です。経験を重ね、人生の陰翳を知る読者だからこそ楽しめる小説、今だからこそ必要とされる情報を、ぎっしり詰め込んでいきたい。
言葉を換えれば、「もうひとつの人生を体験する小説誌」。時には主人公たちの息遣いに寄り添い、またある時には人生の新たな側面を見つけるささやかなヒントになれば――そう願っています。
ほんの少しかもしれませんが、小説新潮で毎月の生活がきっと変わるはずです。























































