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外交敗北の「菅政権」が隠蔽工作 覚悟なき元「市民活動家」の限界 「尖閣ビデオ」に怒髪天の「国辱シーン」

週刊新潮 2010年10月21日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2010/10/14

発売日 2010/10/14
JANコード 4910203131004
定価 356円(税込)

外交敗北の「菅政権」が隠蔽工作 覚悟なき元「市民活動家」の限界
「尖閣ビデオ」に怒髪天の「国辱シーン」
――フジタ社員解放を耳にして菅政権は「静かなる外交の勝利」と胸を張った。だが、切り札の衝突ビデオは今も非公開のまま。隠し続けた映像には世論が沸騰しかねない中国漁船の悪辣な侮辱行為が映っていた。

末期がんという「死に神」の懲らしめ方
▼余命宣告の3倍生きた「大沢親分」の勝ち誇った「デスマスク」
▼「菅原文太」が膀胱全摘を拒否した「立ちション」の美学
▼「肺腺がん」致命的再発を隠して舞台に生きた「池内淳子」
▼「杉原輝雄」が死の淵から舞い戻った「ホルモン療法」
▼「食道がん」も酒と煙草でギャグにした「赤塚不二夫」

ねじれ国会「女たちのジハード」
▼白の女王「蓮舫」大臣の居直りに世論の風向きが変わった
▼昔はファッションリーダー「片山さつき」の支持者が尖閣に住む!?
▼身内「佐藤ゆかり」に撃たれた「丸山珠代」深紅のスーツ
▼「三原じゅん子」広報キャスター抜擢で対「蓮舫」最終兵器
▼「総理になりたい」と勘違いした「辻元清美」は女東国原
▼党内発言力失墜で「福島瑞穂」が忘れられない「蜜の味」

「小沢一郎」元幹事長に歯向かい「デート相手」を手中にした「青木“略奪”愛」

窒息失神・脅迫文作成・殺人割り算
「日教組」牙城に湧く「たわけ教師」たち

「演技はできないAKB」「吉本戦術は浜田尖兵」「涼子対決の軍配」
秋の夜長の「新作ドラマ」収穫前夜祭

50人「乱交パーティー」検挙までの「実況中継」

【特別読物】没後25年 芥川賞落選5回のエロ作家「川上宗薫」女体探求60年
ノンフィクション作家 増田晶文

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・青葉かおり
私の週間食卓日記/古謝美佐子
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
黄泉から来た女/内田康夫
ナニワ・モンスター/海堂 尊
虚像/高杉 良

黒い報告書/杉山隆男

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント/スポーツ/オーバーシーズ
▼マイオンリー 宮田亮平
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 大森 望
▼エンターテインメント
▼スクリーン 北川れい子
▼テレビジョン/タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・おちょクリック!
・神秘の水槽
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。