信頼できるか ビジネスマンの“ご本尊”
「日経新聞」はこんなに間違っている
週刊新潮 2021年4月8日号
(木曜日発売)
発売日 | 2021/04/01 |
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JANコード | 4910203120411 |
定価 | 440円(税込) |
「日経新聞」はこんなに間違っている
五輪代表「植草歩」が「師範パワハラ告発」の陰に男
内輪でアイデアも出せなくなる「LINE暴露」騒動のイヤな感じ
【短期集中連載】
(2)「残された子どもは渡さない」“妻突き落とし殺害”容疑者釈放で被害者母の悲憤
(3)土地ころがし裁判敗訴で「神社本庁」ますます神々の黄昏
(4)引退「ちびまる子ちゃん」ナレーターに「池田名誉会長」が授与した賞
「普及率2%」日本人だけが知らない「世界標準」治療法
▼「セックスが怖い」夫に悩む妻たちの告白
▼予防に役立つ「あの食品」
女性で全国歴代最年少「徳島市長」と「地元紙記者」の奇妙な関係
公演中止「綾小路きみまろ」が誌上漫談
▼「自粛疲れ」「老い」に負けない
▼52歳まで“潜伏期間”やっと売れた秘策とは
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/薄 幸
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
佐藤優の頂上対決 新井紀子 国立情報学研究所教授
■■■ MONEY ■■■
悪名高き「事件屋」に乗っ取られる「ナニワの名刹」
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/「森喜朗」発言の該当者
▼ビジネス/3000円で「世界旅行」
▼タウン/「帝国ホテル」建替え
▼スポーツ/「ざんねんなせんしゅ」事典
▼エンタメ/ドラマ“編集者モノ”5つも
▼グルメ ▼スクリーン
▼テレビジョン ▼ガイド
Bookwormの読書万巻/須田慎一郎
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘
▼文殊のストレッチ ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
一九六一 東京ハウス/真梨幸子
奈落の子/真藤順丈
神曲/川村元気
黒い報告書/久間十義
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
信頼できるか ビジネスマンの“ご本尊”
「日経新聞」はこんなに間違っている
年度が改まり、入社や異動、転勤などの節目にあわせて新たな情報ツールを求める人も多いだろう。とりわけ日経新聞は、長らく「社会人のたしなみ」と称されてきた。ところが、世のデジタル化が加速する中、この“たしなみ”にはほころびが目立ち始めているという。
迷える「空手界のきゃりーぱみゅぱみゅ」
五輪代表「植草歩」が「師範パワハラ告発」の陰に男
聖火リレーがスタートしてもなお、盛り上がりに欠ける東京五輪。そんな折も折、メダル獲得を有力視される美人アスリートが、恩師である強化委員長をパワハラ告発したことが発覚。その背景には、空手界の迷えるエースの奔放過ぎる素顔が見え隠れしていた……。
実況中継 コロナ禍の中高年にエール
公演中止「綾小路きみまろ」が誌上漫談
長引く自粛生活のせいで、旅行どころか散歩もできず、離れて暮らす孫にも会えない。そんな中高年にこそ笑いが必要と説くのは、ご存じ、綾小路きみまろ氏である。52歳にして大ブレイクを果たした人気漫談家が贈る、コロナ禍を生きる同世代への爆笑エール!!
そこに地獄が……女と男の「更年期障害」解決編
「普及率2%」日本人だけが知らない「世界標準」治療法
女性の更年期は45〜55歳と言われる。その9割に症状が現れ、5割が生活に支障を来す。離婚や自殺の遠因となることも……これが更年期障害の恐ろしさだ。前号ではその仕組みを解説したが、今号は解決法について述べる。地獄の淵から、どう逃れるか。
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。