
春画で見るお江戸風俗考
990円(税込)
発売日:2025/12/23
- 文庫
70点を超える春画とともに贈る究極の一冊。春画に秘められた江戸のリアルな姿とは!?
春画は「芸術」だけで語れるのだろうか。描かれた絵に読者の欲望を見出した著者は当時の性文化と価値観を探求し始める。恋愛禁止の大奥で繰り広げられたタブー、未亡人が迫られた究極の選択、看護婦と軍人の秘密の情事。そこに映し出されたのは江戸時代を生きた人々の人間臭い証と物語だった。70点を超える秘蔵の春画を読み解いた究極の一冊。『春画の穴 あなたの知らない「奥の奥」』改題。
書誌情報
| 読み仮名 | シュンガデミルオエドフウゾクコウ |
|---|---|
| シリーズ名 | 新潮文庫 |
| 雑誌から生まれた本 | 波から生まれた本 |
| 発行形態 | 文庫 |
| 判型 | 新潮文庫 |
| 頁数 | 256ページ |
| ISBN | 978-4-10-106521-2 |
| C-CODE | 0195 |
| 整理番号 | し-97-1 |
| ジャンル | 文学・評論、芸術一般 |
| 定価 | 990円 |
著者プロフィール
春画ール
シュンガール
1990年、愛媛県生まれ。学生時代に見た、葛飾北斎の「蛸と海女」で春画に目覚める。市井の春画ウォッチャーの視線で、春画の魅力や楽しみ方を模索する。2018年より「春画ール」の名で活動をスタートし、「現代人が見る春画」をコンセプトに、国内外への発信を続けている。恋愛メディア「AM」にて『令和奇聞』連載中。著書に『春画にハマりまして。』(CCCメディアハウス)、『江戸の女性たちはどうしてましたか? 春画と性典物からジェンダー史をゆるゆる読み解く』(晶文社)。
判型違い(単行本)
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