ホーム > 書籍詳細:「始まりの国」淡路と「陰の王国」大阪―古代史謎解き紀行―

大阪に巨大古墳群が作られたのはなぜ? 淡路・大阪を巡り古代史の常識に挑む知的歴史紀行。

「始まりの国」淡路と「陰の王国」大阪―古代史謎解き紀行―

関裕二/著

562円(税込)

本の仕様

発売日:2018/11/01

読み仮名 ハジマリノクニアワジト「カゲノオウコク」オオサカコダイシナゾトキキコウ
装幀 月岡陽一/カバー写真、アフロ/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-136482-7
C-CODE 0121
整理番号 せ-13-12
ジャンル 歴史・地理・旅行記、歴史・地理・旅行記
定価 562円

イザナキとイザナミは、なぜ畿内の端に位置する淡路島を最初に産んだのか? アマテラスを祀る伊勢内宮と淡路の伊弉諾(イザナキ)神宮が同じ緯度にある意味は? ヤマト政権に代わる五世紀の河内政権は本当にあったのか? 大王、天皇といったヤマトの支配者たちが大阪遷都を目指した理由はなんなのか? 国産みの地淡路と巨大古墳群が造られた大阪を巡り、古代史の常識に挑む、書下ろし知的歴史紀行。

著者プロフィール

関裕二 セキ・ユウジ

1959(昭和34)年、千葉県柏市生れ。歴史作家。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ。1991(平成3)年に『聖徳太子は蘇我入鹿である』でデビュー。以後精力的に執筆活動を続けている。主な著作に『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『物部氏の正体』『伊勢神宮の暗号』『海峡を往還する神々』『王剣強奪』『消えた出雲と継体天皇の謎』『伏見稲荷の暗号 秦氏の謎』『古代史 50の秘密』『前方後円墳の暗号』『神武天皇vs.卑弥呼』「古代史謎解き紀行」シリーズなど多数。

目次

 はじめに
第一章 神戸・明石に眠る大きな謎
旅の達人は新大阪行きの新幹線の自由席に飛び乗るのさ/五色塚古墳の威圧感はどうだ/なぜ外敵を明石まで誘い込んだのか/「アズマエビスが来た〜」/東を過剰に意識する関西人/時計台に登ってみましたよ/子午線を巡る擦った揉んだ/「人麻呂ちゃん、元気だった?」/理に適った明石海峡封鎖作戦/山陽電鉄の駅員に睨まれるの巻/アヘ神社ってどこだ/感動したのは復元準構造船

第二章 淡路島に早良親王を訪ねる
これ、赤字路線なのか?/なぜここから乗ってくる? ケチの了見と見破ったり〜/明石海峡は境界/待ち合わせ場所の初めて行く「淡路夢舞台」って、なに?/いよいよ淡路島の旧跡巡り/イザナキの墓所があった/驚異の海人の伝説/太陽の道はなかった?/早良親王のお墓にお参りしたかった/早良親王の祟りに震え上がった桓武天皇/東大寺の聖職者だった早良親王/早良親王の霊を祀る常隆寺/淡路島でみつかった銅鐸の意味/五斗長垣内遺跡は邪馬台国畿内説の証拠?/イザナキとイザナミの国産み神話/イザナキは太陽神なのか/男性の太陽神の墓が淡路島?

第三章 泉州と行基さま
洲本港からフェリーで関空に/出雲とタニハの衝突が淡路島に鉄をもたらした/分かってきた淡路島の意味/水害に苦しんだ古代の大阪/やっさいほっさい祭の石津太神社はいいぞ/濃密な場所を走る電車/「赤信号みんなで渡れば怖くない」は大阪ではギャグにならない/大阪のイメージが堺市で逆転した/大鳥神社の祭神の謎/枚岡神社と中臣氏/中臣鎌足は茨城の鹿島からやってきた?/無理は禁物のアラ還オッチャン/等乃伎神社の巨樹伝説/大樹と船と太陽神/須恵器生産の本場にやってきました/大阪の陶邑と渡来人/なぜ大物主神の子が大阪にいたのか/堺市の陶邑でつながる神武と大田田根子/大阪出身の行基さんの築いた土塔/行基さんの輝かしい功績/なぜ聖武天皇は行基さんを大抜擢したのか/行基さんは権力者に媚びたのか/早良親王が東大寺のトップだったことの意味

第四章 巨大古墳の謎に迫る
なぜ今古墳ブーム?/お薦めは近つ飛鳥博物館/空の上から天皇陵を見られる?/方違神社の賑わいはなんだ/住吉大社は直線の美世界一/河内政権(王朝)は実在したのか/飛び交ういくつもの推理/応神と子の仁徳は始祖王にふさわしい/疑われてもいる河内王朝論/古墳時代の主導権争いをしていたのは豪族/前方後円墳造りはお祭りだった?/前方後円墳もピラミッドも人の役に立っていた?/前方後円墳は治水のため池/住吉大社巫女さんにやられたアラ還二人組/住吉大社に大きな忘れものがあった

第五章 大阪とはいったいなんぞね
ワンカップ持って朝から新世界?/なぜ大阪の物部氏が長野に進出したのか/吾輩は馬鹿だった/「ない。あれ。どこ?」事件勃発/「ボク、東京から来ちゃったぜ〜」/混沌の学生寮/富田林に飛んだ?/饅頭怖いビールもっと怖い/大海神社で託宣おりました/正体を消された阿曇氏/大阪に残されていた阿曇氏の活躍のあと/神功皇后と住吉大神と阿曇氏が大阪でつながっていた/古代の大阪発展の様子/水運で見つめ直す大阪の歴史/住吉の大海神社に阿曇氏がいた意味/二上山、ああ、二上山
 おわりに
 参考文献

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