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「大乱の都」京都争奪―古代史謎解き紀行―

関裕二/著

605円(税込)

発売日:2020/02/01

書誌情報

読み仮名 タイランノミヤコキョウトソウダツコダイシナゾトキキコウ
装幀 アフロ/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-136483-4
C-CODE 0121
整理番号 せ-13-13
ジャンル 文学・評論
定価 605円
電子書籍 価格 605円
電子書籍 配信開始日 2020/06/05

平安京遷都には、ヤマト建国から続く因縁と恩讐の歴史があった! 古代史紀行完結編。

なぜ荒地で水害が多く人が住みにくい京都に、桓武天皇は都を築いたのか? 平安京の誕生には、いくつもの謎が隠されている。旧体制の名門豪族と新興の藤原氏の対立、賀茂氏と秦氏の暗躍……。源平擾乱、応仁の乱、本能寺の変と常に争乱の中心であり、「日本と日本の王の形」を決めた平安京遷都には、ヤマト建国から続く因縁と恩讐の歴史があった。古代史の常識に挑む「紀行シリーズ」完結編。

目次
はじめに
第一章 京都の秦氏
大人の特権を行使してみたくて/京都の穴場の寺といったら浄住寺/叡尊とお茶/浄住寺で交通事故?/叡尊さんにいただいたさわやかな仏縁/雅なたたずまいの桂離宮/美人ガイドとお話しできたのに/縄文時代から続く列島人の美意識/「桂」を振り出しにしたのは大当たりだった/京都の先史時代/桂川は暴れ川だった/弥生時代の丹後半島で砂鉄製鉄を行っていた?/京都盆地最北部の盛衰/秦氏の発展/葛野坐月読神社に行ってみた/なぜ秦河勝の古墳がないのか/なぜ蛇塚の封土はないのか/なぜ平安京遷都が必要だったのか/藤原種継射殺事件
第二章 隼人と賀茂氏の不思議
関東煮(おでん)は先斗町に限る?/政治性の高い石清水八幡宮/なぜ宇佐神宮を藤原氏が利用したのか/京都にやってきた九州の高良と隼人の不思議/天皇家とつながっていた隼人/寵愛を受けていた隼人/隼人と「ウチ」をつなぐ武内宿禰/隼人や熊襲は何者?/隼人の横穴墓はいずこに〜?/隼人と竹の民俗/隼人は神武とともにヤマトにやってきた?/隼人と月読神/樺井月神社と隼人のつながり/藤原氏だけが富み栄えた平安時代/強い王が生まれるきっかけ/露呈した貴族の無能ぶり/菓子屋に菓子売ってない〜!!/このお菓子いくら?/なぜ京都の一等地に賀茂氏が陣取った?/上賀茂と下鴨神社に参拝/八坂の塔の下のイタリアンでお食事/鬼が目を覚ます頃合いにそぞろ歩く
第三章 京都は南山城から始まる?
京都のお薦め/「蹴上」はなんと読む?/南山城?? 南山城!? 南山城!!/藤原氏を酷評した『竹取物語』/竹取翁博物館であとずさり/おさかんな一休さん/東大寺とつながる笠置山/蟹満寺のブサかわいい仏像/蟹満寺の変な伝説/高麗寺址の軒丸瓦の大きな意味/高麗寺の意味/南山城の恭仁京の重要性/なぜ南山城に都が置かれなかったのか/山背のカモ氏とタニハのつながり/山城と隣接するタニハが重要な意味を……/ヤマト建国とタニハの動き/なぜ南山城の豪族はすぐに衰退したのか/南山城の四〜五世紀
第四章 京都のタニハの話
奈良に寄り道しちゃいましたよ(許してね)/和食の穴場で舌鼓/タニハにご挨拶/『日本書紀』に無視されたタニハの豊受大御神は何者なのか/タニハの豊受大御神とヤマト建国/『日本書紀』から分かるヤマト建国後のタニハの立ち位置/ヤマトと山城とタニハをつなぐ考古学の物証/祟る賀茂神/武内宿禰を救った「壱岐」/ヤマト建国と山城/なぜ長い間山城に都が置かれなかったのか/継体天皇は乙訓に都を造ろうとしていた?/京都の基礎を築いた秦氏/菅原道真の祟りに震え上がった藤原氏/長岡京と平安京遷都の裏側/常世の神を殺してしまった秦河勝/おどろおどろしい広隆寺の牛祭/蘇我入鹿殺しの実行犯は秦河勝/太子信仰は「ゆすり」「たかり」の道具?/宿神という復讐のカラクリ
終章 京都とは、日本とはなんぞね
京都の人びとは怒るかもしれないが/貴族が滅びて日本の美が生まれた?/日本人の信仰の原点
参考文献

著者プロフィール

関裕二

セキ・ユウジ

1959(昭和34)年、千葉県柏市生れ。歴史作家、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ。1991(平成3)年に『聖徳太子は蘇我入鹿である』でデビュー。以後精力的に執筆活動を続けている。主な著作に『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『物部氏の正体』『伊勢神宮の暗号』『古代史 50の秘密』『前方後円墳の暗号』『神武天皇vs.卑弥呼』「古代史謎解き紀行」シリーズなど多数。

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