芹沢光治良文学館 1
4,400円(税込)
発売日:1995/10/09
- 書籍
初期の代表的な長篇小説「愛と死の書」、「愛と死の蔭に」、「命ある日」、「冬の旅」、「女の運命」と、遺稿となった〈神〉〈人間〉シリーズ最終巻の未定稿四章分を収録。
目次
愛と死の書
愛と死の蔭に
愛と死の書に関するノート〈『愛と死の書』附録その一〉
この秋の記録〈『愛と死の書』附録その二〉
或る女の位置〈『愛と死の書』附録その三〉
この秋の記録〈『愛と死の書』附録その二〉
或る女の位置〈『愛と死の書』附録その三〉
命ある日
冬の旅
女の運命
遺稿
解題
書誌情報
読み仮名 | セリザワコウジロウブンガクカン01 |
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シリーズ名 | 全集・著作集 |
全集双書名 | 芹沢光治良文学館 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 554ページ |
ISBN | 978-4-10-641421-3 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 4,400円 |
著者プロフィール
芹沢光治良
セリザワ・コウジロウ
(1896-1993)1896(明治29)年、静岡県沼津市我入道に生れる。第一高等学校から東京帝国大学経済学部を卒業。在学中高等文官試験に合格。卒業後、農商務省に勤めるが、官を辞してフランスのソルボンヌ大学に留学。卒業論文完成直後、結核に倒れ、フランス、スイスで療養生活を送る。1930(昭和5)年、帰国して書いた『ブルジョア』が綜合雑誌「改造」の懸賞小説に当選して作家生活に入る。『巴里に死す』『一つの世界――サムライの末裔』など、多くの著書があり、大河小説『人間の運命』で、日本芸術院賞、芸術選奨を受賞。日仏文化交流の功労者としてフランス政府からコマンドール(文化勲章)を受章。日本ペンクラブ会長、ノーベル文学賞推薦委員などを務めた。1986年から、毎年書下ろし小説を刊行。1993(平成5)年3月、死去。
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