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ドナルド・キーン著作集 第二巻 百代の過客

ドナルド・キーン/著 、金関寿夫/訳

3,300円(税込)

発売日:2012/02/29

書誌情報

読み仮名 ドナルドキーンチョサクシュウ02ハクタイノクヮカク
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 ドナルド・キーン著作集
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 446ページ
ISBN 978-4-10-647102-5
C-CODE 0395
ジャンル 全集・選書
定価 3,300円

なぜ日本でだけ、「日記」が「文学」となったのか。世界文学史上の大きな謎に迫る!

日本人はなぜ「日記」を書くのがこんなにも好きなのか。そしてなぜ世界に類例なき優れた日記文学が次々と出現したのか。そういえば、面白い旅行記の多くも、日記の体裁をとっている──。平安時代から徳川時代に到る老若男女、有名・無名の人々の日記およそ80篇を読者とともに読みながら、キーン氏がその謎を解きほぐす。

目次
百代の過客 日記に見る日本人 金関寿夫訳
序 日本人の日記
 文学的な位置
 真実と嘘
 私小説の祖
 日本的特徴
 構造と時間
 兵士の記録

I 平安時代
 入唐求法巡礼行記
 土佐日記
 蜻蛉日記
 御堂関白記
 和泉式部日記
 紫式部日記
 更級日記
 多武峰少将物語
 成尋阿闍梨母集
 讃岐典侍日記
 中右記
 家集と歌物語

II 鎌倉時代
 建礼門院右京大夫集
 たまきはる
 明月記
 源家長日記
 いほぬし
 高倉院厳島御幸記
 高倉院昇霞記
 海道記
 信生法師日記
 東関紀行
 うたたね
 十六夜日記
 飛鳥井雅有日記
 弁内侍日記
 中務内侍日記
 とはずがたり
 竹むきが記

III 室町時代
 失われた女性日記の伝統
 大神宮参詣記
 都のつと
 小島の口ずさみ
 住吉詣
 鹿苑院殿厳島詣記
 なぐさめ草
 富士紀行
 善光寺紀行
 藤河の記
 廻国雑記
 白河紀行
 筑紫道記
 宗祇終焉記
 宇津山記
 宗長手記
 東国紀行
 吉野詣記
 富士見道記
 玄与日記
 幽斎旅日記
 九州の道の記
 高麗日記

IV 徳川時代
 回想録に近い作品の出現
 戴恩記
 丙辰紀行
 近世初期宮廷人の日記
 遠江守政一紀行
 東めぐり
 丁未旅行記
 野ざらし紀行――芭蕉の日記(1)
 鹿島詣――芭蕉の日記(2)
 笈の小文――芭蕉の日記(3)
 更科紀行――芭蕉の日記(4)
 おくのほそ道――芭蕉の日記(5)
 嵯峨日記――芭蕉の日記(6)
 西北紀行
 東海紀行
 帰家日記
 庚子道の記
 伊香保の道行きぶり
 風流使者記
 蝶之遊
 長崎行役日記
 江漢西遊日記
 改元紀行
 馬琴日記
 井関隆子日記
 浦賀日記
 長崎日記
 下田日記
終わりに
参考書目録
あとがき

解題

人名索引/作品名索引

著者プロフィール

(1922-2019)1922年ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒、同大学教授。1962年、古典ならびに現代日本文学の翻訳による海外への紹介の功績により菊池寛賞。1998年、『日本文学の歴史』全18巻完結等により朝日賞。2002年、『明治天皇』により毎日出版文化賞。そのほか多数の著作により読売文学賞、日本文学大賞、全米批評家協会賞など多くの文学賞を受賞。2008年、文化勲章受章。2012年、日本国籍を取得。2019年、逝去。

金関寿夫

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