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【特集】豪華2本立て大特集!
ルーベンス&ムンク

芸術新潮 2018年11月号

(毎月25日発売)

1,440円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2018/10/25

発売日 2018/10/25
JANコード 4910033051183
価格 1,440円(税込)
●目 次

巻頭グラフ
平成最後の「芸術の秋」を彩る、豪華2本立て大特集

【特集】ルーベンス
溢れる自信で描く
キング・オブ・バロックの堂々人生


多作すぎる巨匠の本領はどこに?
これだけは見ておきたいルーベンス10選
選+文 渡辺晋輔

すべてはイタリアから始まった
アントウェルペンの画家が、ヨーロッパの巨匠になるまで
文 渡辺晋輔

全ビジネスマンに捧ぐ!
ルーベンス先輩に学ぶ、仕事の流儀

ルーベンスを味わいつくす
アントウェルペン3DAYSツアー

展覧会案内

【特集】ムンク
底しれぬ不安を描く
叫びつづけたプリンス・オブ・ソウル


SPECIAL COVER NOVEL
月光
文 原田マハ

年譜
エドヴァルド・ムンクの浮き沈みライフ

ムンクを解き明かす10のキーワード
  • 〈はじめに〉ニキータ・マティアス
  • 〈画題〉横尾忠則
  • 〈家族〉高橋龍太郎
  • 〈影響〉小林明子
  • 〈色彩〉丸山直文
  • 〈不安〉三浦佳世
  • 〈死〉諏訪敦
  • 〈女〉早川瑠里子
  • 〈気象学〉前橋重二
  • 〈版画〉柄澤齊
  • 〈写真〉又吉直樹

ノルウェー紀行
白夜の街にムンクをさがして

展覧会案内



◆ Art News exhibition ◆

千 宗屋の飲みたい茶碗、点てたい茶碗 番外編
茶杓女子誕生も近い?――意外に愉しい茶杓鑑賞入門
対談 池田瓢阿×千 宗屋

レオナルドも描いたのか?
ヴェロッキオ工房作の作者をめぐる新考察
文 前橋重二

◆ Art News visual book ◆

石牟礼道子への旅――天草四郎の待つ原城へ
文・写真 石内都

◆ Art News symposium ◆

青木茂×丹尾安典×木下直之
明治「美術」放談



◆ Review ◆

  • ヨルク・シュマイサー
  • 濱口健
  • 許曉薇 「台湾写真表現の今 〈Inside / Outside〉」より
  • 近藤亜樹



◆ Global News ◆

  • Berlin「絵画地下室」公開ツアー
  • London「ドリス・サルセド」展
  • Venezia「ティントレット1519-1594」と「若きティントレット」展
  • New York「ライザ・ルー:雲の分類と目録」展



◆ Regular Features ◆

◇ 巻頭 ◇

ちょっといいで書?〈19〉
ストリートで見つけた気になる字
選・文 中澤希水

Goods & Shop

時と光の美術館〈19〉
アルビオン アート

リ・アルティジャーニ
ルネッサンス画家職人伝〈16〉
ヤマザキマリ とり・みき

◇ 連載 ◇

定形外郵便〈54〉
文 堀江敏幸

海外アートStudy最前線〈42〉
文 前橋重二

中野京子が読み解く
画家とモデル〈8〉
ゴヤと《黒衣のアルバ女公爵》

千住博の往復書簡〈4〉
宛先 岡村桂三郎様

◇ PICK UP ◇

movie 野崎歓
book 諏訪敦
recommend 編集部のおすすめ!
成相肇の やっかい もっかい てんらんかい〈31〉
exhibition 全国展覧会情報

次号予告

▼芸術新潮特別企画

画集刊行を機に個展開催
台湾の猫描き作家チン・ペイイ

忘れられた彫刻家
佐藤玄々がすごすぎる!
対談 増渕鏡子×山下裕二

「アーティストと共に成長したい」
「KOTARO NUKAGA」がTERRADA Art Complexに新たに参入

リニューアル1周年記念
寺外初公開の千手観音像も出開帳!
伊豆「上原美術館」で平安仏の名品を堪能する

連載 美に魅せられて/
アジア文化芸術協会〈27〉
當麻曼陀羅(文亀本) 重要文化財

花に託した「絶頂感」
日本画家・岩田壮平の新作

ART CAFÉ
Gallery's Plaza

最新号PICK UP

《叫び》トリビア

 西洋美術界の大スターの展覧会がつづく、この秋。芸術新潮では、10月号のフェルメール特集につづいて、11月号ではルーベンスとムンクの2大特集を組み、濃密で波乱万丈なそれぞれの人生、作品の魅力や研究の最前線など、さまざまな切り口で2大巨匠の魅力に迫りました。

 本欄では、ムンク特集の取材時にオスロ市立ムンク美術館の保存部門ディレクターであるペドロ・ガスパールさんに伺った、今回のムンク展の目玉である《叫び》の、鑑賞に役立つ(?)豆知識をご紹介しましょう。

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装いあらたに、いよいよやってくる《叫び》。もしかしたら来日は最初で最後かも?
©Munchmuseet 撮影:青木登(本誌)

その1 装いあらたな《叫び》
《叫び》の額縁は今年の5月に新調されたばかりで、今回の日本での展示で初めて一般鑑賞者へお披露目される。もともとムンクはシンプルなフレームを好んでいたそうで、所蔵館であるオスロ市立ムンク美術館では数年前より額縁を順次、付け替えているそうです。

その2 のこされた「跡」
 肉筆では4作が残る《叫び》のうち、初来日となる本作は2004年に盗難に遭い、2年後に発見されたもの。発見された際、画面左下には何らかの液体による変色が起こっていて、その部分は今でも確認できます。絵具で補修し盗難以前の状態に戻すのではなく、跡は歴史として残しつつ、作品を長く残すための修復を施すのがムンク美術館の方針とのこと。
 ちなみに後期の作品では、ムンクが屋外制作を行なった際に画面に付着したものと思しき、砂や紙片、鳥のフンなどが見られることもあるのですが、保存部門では、これらはムンクが意図したものなのかどうか、付着した状態で作品保存に影響が出ないか、など、いつも議論の対象になるとのこと。ムンク自身の作品観が、こうしたところからも窺い知ることができるかもしれません。

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オスロ市立ムンク美術館、保存部門ディレクターのペドロ・ガスパールさん 撮影:青木登(本誌)

 というわけで、近年では最大規模となるムンク展では額縁や細部にもぜひご注目を。もちろんルーベンス展も見どころ満載ですので、本誌とともに芸術の秋を満喫してください!

 ムンク展―共鳴する魂の叫び
10月27日~2019年1月20日 東京都美術館

 ルーベンス展―バロックの誕生
10月16日~2019年1月20日 東京・国立西洋美術館

この号の誌面

編集長から

ルーベンス&ムンク 秋の大展がスゴイ

 ルーベンス展、ムンク展と大規模展覧会が立て続けに幕を開ける秋に向けて、この2大展を楽しむための大特集を企画した。工房システムをフル活用し、とてつもない数の作品を世に送り出したルーベンスについては、絞りに絞って必見の10点を厳選。イタリア修業の集大成と言える逸品、他の追随を許さぬ肉体表現――画家の真骨頂に驚嘆してほしい。外交官としても活躍した彼は、ビジネスマンがお手本にしたい人物でもあった。クライアントを惹きつけるコミュニケーション能力とプレゼン力、一流リーダーたる人心掌握術などなど、その手腕にも注目。
 それに比べてムンクはやや引きこもり系。だが、それゆえの圧倒的な感情表現で観る者を揺さぶる。同一画題を繰り返すことで昇華する世界観、家族の死が与えた影響――。横尾忠則や諏訪敦ら画家たちをはじめ、又吉直樹、精神科医でアートコレクターの高橋龍太郎など総勢10名が語る深奥に、作品を読み解く大きなヒントが詰まっている。

芸術新潮編集長 吉田晃子

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「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。

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